“無罪の男性”国と北海道に330万円賠償求め提訴「対人の交通事故はすべて車に刑事責任があるのか、世に訴えたい」…女子中学生が車にはねられ死亡<北海道札幌市>
当時13歳の女子中学生を車ではね死亡させたとして過失運転致死の罪に問われ、公判で無罪となった男性が7月4日までに、国と北海道に計330万円の賠償を求め札幌地裁に提訴しました・
男性は2022年7月、札幌市中央区の交差点で、乗用車を運転中に飛び出してきた女子中学生をはねて死亡させた、過失運転致死の罪に問われていました。
札幌地裁は2024年1月、「自殺のために飛び出した行為を否定できない。飛び出しを予見し回避することはできない」と無罪判決を言い渡しました。
この事件や裁判をめぐって男性は、逮捕や取り調べに問題があったと主張しています。代理人の弁護士が7月4日に会見しました。
「対人の交通事故は、本当にすべて車に刑事責任があるのかということを世の中に訴えていきたい」(弁護士)