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【猛毒植物と特定できず】札幌市で見つかった猛毒植物「バイカルハナウド」とみられる植物について北海道大学が調査結果を発表_特定できないが”在来種とは明らかに異なる”

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北大構内のバイカルハナウドと見られる植物(撮影:視聴者)

北大構内のバイカルハナウドと見られる植物(撮影:視聴者)

 6月、札幌市の北海道大学構内で、国内で初めて、猛毒の「バイカルハナウド」と見られる植物が発見されていましたが、その調査結果を、7月3日に北海道大学が発表しました。


 参照できる標本がなく、海外でも類似種と混同されている例が見られることから、今回、北海道大学内で確認された植物は、「バイカルハナウド」と同定するには至らなかったとしています。

 ただ、北海道内に在来する非常によく似た「オオハナウド」とは、明らかに異なるということです。

 また、この植物にも皮膚炎を起こす成分が含まれている可能性があるということです。

 この植物の化学成分や健康被害のリスクについては、光毒性の簡易試験の実施を準備中で、今後も環境省、北海道、札幌市と協力しつつ、対応を進めていくとしています。

 札幌市内では、7月2日にも、北海道大学から約5キロ離れた住宅街でも、「バイカルハナウド」と酷似している植物が見つかり、市と北大の合同調査のもと、除去されています。