『幼稚園の先生』の免許試験で公認カンニング…公表した専門学校の先生“懲戒解雇”→無効を求めて仮処分申し立て「答えを書き写している先生が現場に出るのはおかしい」<北海道札幌市>
札幌市の専門学校が幼稚園教諭の免許試験で、模範解答の持ち込み、学生が書き写すだけで、単位を取得させていました。
この学校の元教師の男性が報道機関に実態を公表。学校の資料を持ち出したことを理由に5月、懲戒解雇されました。
男性は解雇は不当だとして6月30日、札幌地裁に無効を求める仮処分を申し立てました。男性は記者会見し、胸の内を語りました。
「答えを書き写している先生が現場に出るのはおかしいと思うので、学校側には改めてもらいたい。ここで告発しなければ、ずっと書き写しで免許が出てしまう」
仮処分では裁判で判決が確定するまでの期間の賃金の支払いも求めていて、7月には学校法人を提訴する方針です。
法人側は北海道ニュースUHBの取材に「コメントは差し控える」としています。