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北海道で6回目の「震度4」太平洋側に続く揺れ…巨大地震の前触れ?防災グッズの売れ行き増加…海外SNSで拡散する「7月5日に大地震」専門家の見解は?「前兆なく突然来る」普段からの備えの重要性

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■5月以降「震度4」は6回目

5月以降「震度4」は6回目

5月以降「震度4」は6回目

 6月19日朝、北海道の釧路町で震度4の地震が発生。


 震源は根室半島沖。被害はなかったものの、揺れに驚いた住民の声が相次いだ。

 「最近、地震が多くて不安」「そろそろ大きいのが来るのでは…」

 実は、北海道の太平洋側で震度4の地震が観測されるのは、5月以降これで6回目。相次ぐ揺れに「大地震の前触れか」といった不安も広がっている。



■専門家「震源がバラバラ。直接的な関係はない」

専門家の見解は

専門家の見解は

 だが、地震の専門家はこう語る。


 「北海道の太平洋側はもともと地震が多い地域。それぞれ震源がバラバラで、直接的な関係はないと考えられる。巨大地震の前兆かどうかということについては、予知は不可能なので分からない」(北大地震火山研究観測センター 高橋浩晃教授)

 2003年の十勝沖地震、2018年の胆振東部地震でも、明確な前兆はなかったという。

■防災グッズの売り上げが増加

防災グッズの売れ行きが増加

防災グッズの売れ行きが増加

 こうした中、釧路市内のスーパーでは防災グッズの売り上げが倍増。紙コップやラップ、水の備蓄品などが急ピッチで売れている。


 「本当に地震が来たら一瞬で棚は空になる。最低限でいいので、水や非常食は備えておいてほしい」と話すのは、市内スーパーの社長。

■海外SNSで拡散「7月5日大地震」

日頃からの備えが大事

日頃からの備えが大事

 海外のSNSでは「7月5日に大地震が起きる」との噂が拡散してるが、これについては専門家は「根拠のないデマ」と一蹴。


 その一方で、今後も震度4と同等以上の地震が起こる可能性があるので、普段からの備えを大切にしてほしいと呼び掛けている。


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