【暑さに慣れない道民】北海道もアチー!「32地点」で真夏日に!水分補給と冷房で熱中症対策をしっかりしましょう!思わぬ“エアコン火事”にも注意
6月19日は、札幌市で2025年初めて真夏日になるなど、各地で厳しい暑さになりました。
エアコンを使うことが増える時期ですが、正しく使わないと思わぬ事故につながる危険があり注意が必要です。
「きょうの札幌はよく晴れて、肌に突き刺す日差しはじりじりと感じられます。花壇もカラカラです」(気象予報士 吉井庸二)
19日の札幌は、朝からよく晴れて気温が上昇。
午後1時前には、30.3℃を観測し、2025年で初めて真夏日になりました。
「暑いですね。汗が出てきます。きょうはサンダルはいています。」
「夏って感じしていいですね」(いずれも札幌市民)
「北海道でこんな感じの気温を体験できるとは、まさか思っていなかった。(Q:長袖ですが大丈夫ですか?)寒いのを想像していたので、今暑いですね」(観光客)
この暑さの中、大通公園では、21日から始まる花フェスタに向けて、花壇づくりをする人の姿も見られました。
「とにかく、水分をとるとることですね。水は1.5リットルくらい飲みました」
「暑いです。見ばえよくきれいに植えたいなと思います」(いずれも札幌市民)
19日の北海道内は、南から暖かい空気が流れ込んだ影響で、各地で気温が上昇。
最高気温は、十勝の足寄町で32.3℃、帯広市で31.8℃など北海道内32地点で30℃以上の真夏日になりました。
この暑さで、北海道内では、美瑛町の10代の学生や紋別市の100歳代の女性など10人以上が熱中症の疑いで救急搬送されました。
熱中症対策に、エアコンを使う人も増え始める時期ですが、使い方を間違うと大きな事故につながるリスクがあるんです。
これは、製品評価技術基盤機構=NITE(ナイト)が公表したエアコン事故の実験映像です。
延長コードから激しい炎と煙があがっています。
ナイトによると「延長コードを使うとエアコンの大きな消費電力に耐えられず火が出る恐れがある」ということです。
エアコンの事故は、7月が1年で最も多く、専用コンセントの使用のほか、室外機や電源プラグの埃を取り除くなど、使用前に確認するよう呼び掛けています。