〈一晩で毛ガニ約900匹・300キロ以上密漁の漁師4人〉海保が漁港パトロール中に密漁船2隻が次々と戻り現行犯逮捕―普段はボタンエビ漁_北海道森町
一晩で密漁されたカニは計約900匹、300キロ以上に上ります。
北海道南部の森町で6月11日、毛ガニを密漁した漁師4人が相次いで逮捕されました。
「港にはこのように事件に使われた船が、そのまま残されています。こちらの船が戻ってきてからわずか10分後に、別の密漁船も港に入り、漁師が相次ぎ逮捕されました」(木村洋太記者)
北海道漁業調整規則違反の現行犯で逮捕された森町の漁師、平井直人容疑者(41)と甥の男。
町内の漁港で海上保安庁がパトロール中だった11日午後9時ごろ、毛ガニ150キロほどを密漁し所持していました。
その直後に戻った別の漁船の漁師2人も、同じく逮捕されました。この船も海保が確認すると、同じぐらいの量の毛ガニを密漁していました。
逮捕された4人は普段ボタンエビなどを獲っていて、カニかごを使って密漁をしていたとみられ、容疑を認めています。