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【”クマの生息地”で男性が一時遭難】「山菜採りで山に入り帰り道がわからなくなった」70代の高齢男性が遭難_自ら通報したあと”川の水”を飲みに移動し携帯電話が不通に…その後ヘリが救助<北海道・八雲町>

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男性を救助した北海道警八雲署

男性を救助した北海道警八雲署

 6月1日、北海道・八雲町の山林で山菜採りの男性が遭難しました。


 警察によりますと行方が分からなくなったのは函館市に住む75歳の男性です。

 1日午前4時半頃、男性は道道277号線の雲石峠の頂上付近で車を止め、1人で山林に入りました。

 約5時間半経った午前11時頃、男性が携帯電話で「山菜採りで山に入り帰り道がわからなくなった」と消防に通報。

 警察、消防、役所の職員ら十数人態勢でドローンを飛ばすなどして捜索。

 午後4時過ぎ、山中で男性を発見し、道警ヘリが男性を救助しました。

 消防は男性に「その場から動かないように」と伝えていました。

 しかし、男性は川の水を飲もうと移動したため、携帯電話の状況が悪くなり一時的に連絡が途絶えたということです。

 男性は病院に搬送されましたがケガはありません。

 周辺はクマの生息地で、捜索には町から要請されたハンター2人も加わっていました。

 この日も午後4時10分頃、男性が車を止めて山に入った道道の近くで体長約1.5mと約50cmの親子とみられるクマが目撃されています。


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