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函館市の特別養護老人ホームで入所者に「身体拘束」運営法人に6か月の新規利用者の受け入れ停止処分<北海道函館市>

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特別養護老人ホーム「恵楽園」

特別養護老人ホーム「恵楽園」

 北海道函館市の特別養護老人ホーム「恵楽園」の職員が入所者に対し身体拘束などをしていた問題で、市は7月1日から12月31日までの6か月間、新規利用者の受け入れを停止する処分を行い、5月29日、運営する社会福祉法人「恵山恵愛会」に通知しました。


 「恵楽園」を巡っては、2024年に職員が入所者に本人や家族の同意を得ず、入所者の腰にタオルやシーツなどを巻きつけたり、ベッドを柵で囲う身体拘束など、6つの虐待行為があったことが分かり、市が改善を求める指導を行っていました。

 市は、2024年3月から2025年3月まで、介護保険法に基づく行政処分をするかどうかの監査も行っていて、虐待行為と判断されていたうちの2通りの身体拘束に関して、行政処分を行いました。


 恵山恵愛会の菅龍彦理事長はUHBの取材に対し「ご利用者様をはじめとする関係各所の皆様に大変なご心配とご迷惑をおかけしていることを心からお詫び申し上げます」

 「今後は再発防止策の徹底と研修などを通じ二度とこのような事案を発生させないように努力精進してまいります」とコメントしています。


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