【ガソリン値下げ!】補助金開始から初めてガソリン価格公表―北海道内のレギュラーガソリンは1リットル177.4円・札幌市内では150円台も!…さらなる値下げで"夏の観光シーズン"にも好影響か
5月22日から補助金制度が始まって初めて公表された北海道内のガソリン価格。
11週ぶりに170円台まで下がりました。しかし、札幌市内のスタンドではさらなる値下がりもみられました。
「札幌中央区のセルフのガソリンスタンドです。きょうのレギュラーガソリンの価格は1リットル158.8円。すごく安く感じます!」(安野陽介ディレクター)
28日、石油情報センターが発表した道内のレギュラーガソリン価格は1リットル177.4円。3月から180円台が続いていましたが、11週ぶりに170円台に値下がりしました。
札幌市など都市部はガソリン価格が安い傾向にありますが、レギュラー150円台は久しぶりにみる価格です。
5月22日に開始したガソリン価格定額10円引き下げの補助金制度。
資源エネルギー庁が示した補助金の移行イメージはガソリン価格が185円で一定の場合、最初の1週間で5円、その後、1週間ごとに1円下がるように補助額が追加され、最大10円引き下げられます。
しかし、こちらのガソリンスタンドは補助金開始の22日はレギュラー169.8円でしたが約1週間後の28日には5円どころか10円以上値下げしました。
「他のガソリンスタンドの価格はというと、こちらは161円ですね。これまた安い」(安野ディレクター)
札幌市内ではレギュラー160円前後の店が多く見られます。
札幌のガソリンスタンドの店長によると、補助金が店頭価格に反映される前に値下げをする店が現れたため価格競争が起こっていると話しています。
ガソリン価格値下がりの影響は、こんなところにも…
「中山峠の駐車場、ほぼ満車です。にぎわってるな~」(安野ディレクター)
札幌中心部から車で約1時間。あげいもが名物の中山峠の道の駅です。
平日にもかかわらずひっきりなしに車が出入りします。