【何が目的？】神奈川県警の川崎署長を名乗る人物から女性死亡"ストーカー"事件引き合いに「高性能な時限爆弾を複数仕掛けた。テロ起こすしかない」とメール＿北海道網走市の複数の公共施設で点検・警察も警戒強化

　5月8日未明、北海道網走市の公共施設に神奈川県内の警察署長を名乗る人物から爆破予告のメールが届き、警察が警戒を強めています。

脅迫メールが届いたオホーツク文化交流センター（資料）

　爆破予告メールが届いたのは、網走市のオホーツク文化交流センターです。

　午前2時30分ごろ、実在する神奈川県の川崎警察署長を名乗る人物から「高性能な時限爆弾を複数仕掛けた」などと書かれたメールが届きました。

警戒を強化している北海道警網走署

　神奈川県で20歳の女性が死亡した"ストーカー"事件を引き合いに「自治体は実質的に無政府状態だ」「テロを起こすしかないんだ」などと書かれていました。

　網走市教育委員会は警察に通報するとともに、交流センターのほか、15の体育館や博物館などの施設を点検しましたが、不審物は見つかっていません。

　警察は巡回を強化するなどして警戒を強めています。