晴れた朝の幻想的な風景 斜里町で”地霧” 午後は天気下り坂…夜は太平洋側で雨の所も【北海道の天気 24日(木)】
(吉井庸二気象予報士が解説)午前11時50分現在
◆斜里町の地霧
きょう24日(木)朝は、オホーツク海側を中心に晴れ間が広がり、
北海道斜里町では、知床連山を背景に畑から立ちのぼる湯気が
幻想的な風景をつくりました。
このように地面近くで発生する霧は「地霧(じぎり)」と呼ばれ、
水分を多く含んだ土が日差しで温められ、
水蒸気として立ちのぼることで見られるそうです。
◆きょう24日(木) 午後の天気
午後は、次第に雲が広がります。
夕方以降、太平洋側ではシトシトと弱い雨が降りそうです。
札幌も、日差しはあまり届かないでしょう。
◆きょう24日(木)の予想最高気温
稚内から網走、根室にかけては、海風の影響で気温が上がりません。
根室は、6℃の予想です。
一方、道央や道北の内陸部では20℃前後まで気温が上がり、
札幌や旭川では、今年初めて20℃を超える可能性があります。
◆10日間予報 25日(金)~5月1日(木)
・道央と道南
あす25日(金)とあさって26日(土)は、大気の状態が不安定で、急な雷雨に注意が必要です。
あすは昼から夕方にかけて雨の可能性があります。
来週も雨が降ったりやんだりと変わりやすい天気が続く見込みで、
傘マークがない日でも折りたたみ傘を持ち歩くと安心です。
・道北と道東
あす25日(金)とあさって26日(土)は、急な雷雨にご注意ください。
27日(日)以降は朝晩の冷え込みが強まり、路面の凍結にも注意が必要です。
峠では雪が降るおそれもあります。