「おととい飲んでからは酒を飲んでいない」否認…しかし呼気から基準値2倍のアルコール検出　自称会社員の32歳男を現行犯逮捕「青信号なのに発進しない不審車両がいる」通報がきっかけ 札幌市豊平区

酒気帯び運転の現行犯で自称会社員の男を逮捕した北海道警豊平署（札幌市）

　札幌市豊平区の市道で、酒気を帯びた状態で車を運転した白石区に住む自称会社員の男(32)が道路交通法違反（酒気帯び運転）の現行犯で逮捕されました。

　男は4月6日午前11時ごろ、札幌市豊平区中の島1条4丁目の市道で、酒気を帯びた状態で普通貨物車を運転しました。

　「青信号なのに発進しない不審車両がいる」と警察に通報があり、付近を捜索したところ、通報された車と似た普通貨物車が市道を走行しているのを見つけ、車を呼び止めました。

　男から酒の臭いが確認されたため呼気を調べたところ、基準値の2倍ほどのアルコールが検出されました。

　調べに男は「おとといの午前2、3時ごろに酒を飲んで、それからは飲んでいないから飲酒運転はしていない。なんで飲酒検査でアルコールが出たのか分かりません」と容疑を否認しています。