【ホタテ漁船転覆事故】乗組員2人の安否は…機動救難士が船内を捜索するも発見できず―北るもい漁協の僚船や海保巡視船が現場海域で捜索続ける―北海道苫前町

UHB 北海道文化放送

　2月16日、北海道の苫前町の沖合でホタテ漁船が転覆し、乗組員2人が行方不明となっている事故でこれまでの捜索で2人は船内にいないことが確認されました。

　転覆したのは北るもい漁協所属のホタテ漁船「第二十八三宝丸」です。

　三宝丸は16日午後4時ごろ、苫前漁港から約10キロの沖合で転覆し乗っていた男性5人が海に投げ出されました。

転覆した「第二十八三宝丸」

　このうち船長を含む3人は近くの漁船に救助され無事でしたが、堀井直樹さん（29）と金野仁泰さん（48）の2人が行方不明となっています。

　16日に続き、現場では17日早朝から所属する漁協の漁船や海保の巡視船、機動救難士4人が出動し捜索が行われていますが、2人は船内にいないことが確認されました。

　海保は引き続き2人の捜索を続けるとともに、転覆原因などを調べています。