【直撃した当時4歳の女児は意識不明のまま】不正改造車からタイヤ脱落…所有者の過失運転致傷罪について検察審査会は“不起訴相当”に_父親「結論を聞いて非常に残念な気持ち」〈北海道札幌市〉
■不正改造車からタイヤが脱落…幼稚園から帰宅途中だった当時4歳の女の子に直撃
札幌市西区で2023年11月、走行中の不正改造車からタイヤが脱落し、幼稚園から帰宅途中だった当時4歳の女の子に直撃した事故。
あれから3年、女の子はいまも意識が戻っていません。
当時、警察は運転手の男だけでなく、車の所有者も「異常を点検してから運転を開始すべき共同の注意義務があるのに怠った」などとして過失運転致傷の疑いで逮捕していましたが、その後、札幌地検は不起訴処分としていました。
所有者は違法に改造していた道路交通法違反の罪で2025年4月、札幌地裁に罰金20万円の判決を言い渡されました。
■検察審査会は所有者の「不起訴は相当」と議決
判決後、女の子の父親は再び検察の判断を仰ぐ決断をしました。
整備士の資格を持っていない男に車の点検を任せ、車を運転させた所有者が事故の最大の原因を作ったとして、弁護人を通して検察審査会に審査を申し立てたのです。
約11カ月が経過した2026年3月、検察審査会は所有者の不起訴は相当と議決したことがわかりました。
理由は明らかになっていません。
■女の子の父親「結論を聞いて非常に残念な気持ち」
不起訴相当の決定を受けて、女の子の父親は「結論を聞いて非常に残念な気持ちです。今はまだ何も考えられませんので、今後のことは弁護士と相談して考えたいと思います」とコメントしています。
所有者の責任について、これまで訴え続けていた女の子の父親は2月、UHBの取材に裁判後の所有者らの対応を明らかにしていました。
「娘の入院費用であったり、そのままちゃんと支払われることはなくて、所有者に至
っては返事すらない」(女の子の父親)
女の子の父親は所有者と運転者などに対し、治療費や慰謝料など約3億円の損害賠償を求めて提訴する予定です。
















