きみと、ずっと。UHB|北海道文化放送

北海道の味覚「秋サケ・ウニ」大ピンチ!相次ぐ大量死…高水温で"赤潮"発生か? 有害プランクトン初確認

2021年9月30日21:00

 北海道の味覚がピンチです。

 秋サケやウニが大量死する被害が相次いでいます。海で一体、何が起きているのでしょうか。

 温かいご飯の上で真っ赤に輝く旬の味覚「イクラ」

 そして、とろける食感がたまらない濃厚な「ウニ」

 どちらも北海道を代表する「ご飯のおとも」ですが、いま、この食材に異変が起きています。

道東の海に「異変」が…

 十勝地方、豊頃町の大津漁港。秋サケ漁で活気づいているはずの浜の様子を見てみると…

 漁業者:「水を吸って出すときにプランクトンがエラにひっかかり死んでしまう。呼吸困難、窒息死」

 9月22日ごろから、水揚げされた時点でサケの半数が死んでいる現象が確認されています。

 道によりますとこういった秋サケの大量死は、十勝、釧路、日高地域で4600匹以上にも上っていて、イクラの価格にも影響が出始めています。

秋サケ不漁 価格も上昇

 釧路市のイクラ専門店では秋サケの不漁に加え、この大量死が追い打ちをかけて原材料が不足。

 醤油漬けの瓶詰作業も遅れていて価格を上げざるを得ないといいます。

 丸栄田村商店 田村 秀樹 社長:「1割~1.5割ほど原価が上がるので、販売価格も上乗せに。道東が打撃を受けていますから、一刻も早く収まってもらいたい」

 さらに海の異変はあの食材にも…

大量のウニの死骸

 海岸に大量に打ち上がったウニの死骸…

 田中 うた乃 記者:「海岸には、死んだウニが大量に打ちあがっています」

 海岸に大量に打ち上がったウニの死骸…

 釧路町の昆布森漁港や日高のえりも漁港で先週から相次いでいて、道によりますと、ウニ数十トンが死ぬ過去最悪の被害となっています。

北の海が「茶色」に…

 北海道の海でいま何が起きているのでしょうか。 

 被害が相次ぐ道東の海を船の上から確認してみると…海水が茶色く濁っていました。さらにコンブも色が抜け、白く変色しています。

 調査を行った研究機関によりますと、魚介類に有害な複数のプランクトンが道内で初めて検出されました。 

 いわゆる「赤潮」が発生し、漁業被害に繋がったとみられています。


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