またまたヒグマ…「後ろから小さなクマ2頭が追いかけていった」あの親子グマか 札幌・南区の畑を歩いて山へ…注意呼びかけ

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目撃が相次ぐ親子グマ(5月30日 撮影:目撃者)

 クマの目撃が相次ぐ札幌市南区で6月9日、また親子グマが目撃され、警察と市が注意を呼びかけています。

 親子グマが目撃されたのは、札幌・南区北ノ沢です。

 9日午後5時過ぎ、住民の70代の男性が自宅から100メートル先の畑を歩く親グマ1頭と子グマ2頭を目撃。「南から北に向かって歩くクマを見た。その後ろから小さなクマ2頭が追いかけていって、3頭とも北の山の方へいなくなった」と警察に通報しました。

 警察が現場に駆け付けたところ、すでに親子グマの姿はなく、痕跡なども見当たらなかったということですが、付近をパトロールしながら住民に注意を呼びかけました。
 

目撃が相次ぐ親子グマ(5月30日 撮影:目撃者)

 市はメッセージアプリなどで注意を呼びかけていて、
10日朝に痕跡を調べるとしています。

 南区北ノ沢では、5月30日にも親グマ1頭と子グマ2頭が目撃されていて、市は同じ個体の可能性があるとしています。

 また、南区の別の地区ではでは8日午後6時ごろにも、体長1・2メートルほどのクマが目撃されています。