"札幌市の初夏の風物詩"「北大祭」始まる 親子で楽しめるイベント満載…コロナ禍から完全復活 笑顔あふれる

 6月2日から北海道札幌市の初夏の風物詩、北海道大学の大学祭「北大祭」が始まりました。

 2023年はコロナ禍から完全復活。

 見どころ満載です。

 糸口 真子 アナウンサー:「行きかう学生たちが笑顔なので、思わず私も笑顔になります」

 6月2日から3日間開催される第65回「北大祭」。

「北大祭」がスタート!

 例年約10万人が訪れる札幌市の初夏の風物詩ですが、2022年はコロナ禍のため入場制限を行いました。

 事前予約制で来場者は約2万5000人にとどまりました。

 新型コロナウイルス感染症の法律上の位置づけが、5類に移行した2023年はどうなったのでしょう。

 北大祭実行委員長 高橋 快士さん:「予約制ではなくなったので、自由に出入りすることができます。完全にマスクを外している人が多く、素敵な笑顔が見られてうれしいです」 
 
 2023年は気軽に訪れることができそうです。
 
 「北大祭」の目玉は何といっても模擬店。

「北大祭」の目玉"模擬店"

 1.2kmのメインストリートに、各学部や部活動などが出店します。
 
 2022年は108店でしたが、2023年は約170店。
 
 週末のお出かけスポットにおすすめです。

 飲食店だけではなく、金魚すくいのような体験型のコーナーも。      
 

体験型のコーナーも

 糸口 真子 アナウンサー:「飲食ブースだけではなくて、子どもも喜んで遊べるようなブースもあるんですね」

 親子で楽しめるのは模擬店だけではありません。

 小さな子どもが絵を描いて遊べる広場や、子どもの知的好奇心をくすぐる巨大なシャボン玉を作るコーナーなど、飽きることがなさそうです。
 

子どもが楽しめるコーナーも盛りだくさん!

 その他にも楽しい企画が満載です。
 
 邦楽研究会による和楽器の体験会など、約30の部活やサークルによるステージや展示スペースもあります。

夜にはイチョウ並木がライトアップ

 夜にはイチョウ並木がライトアップされ幻想的な雰囲気に。

 そして、最終日の4日にフィナーレを飾るのが、応援団による伝統の寮歌「都ぞ弥生」の披露です。

「北大祭」は、6月4日まで

 知らない人同士でも自然と肩を組み合い、会場が一体感と感動に包まれるといいます。

 北海道大学応援団 坪井 望 団長「来ていただければ『北大応援団ってすごい』、『北大っていい大学なんだな』と思ってもらえると思う。楽しみにおいでください」

 若人の情熱がたぎる「北大祭」は、6月4日まで開催されます。