6月から食品“約3600品目”が値上げ 食卓を直撃…探してみるとお得な品も いま買うべきものとは

 6月1日から多くの食品が値上げされます。その数、約3600品目。

 暮らしを守るにはどうしたらいいのでしょう。

 いま、買い時の品を探してみました。

目玉サービスの中止

 札幌市東区のスーパーマーケット「マルコストアー東苗穂店」です。

 こちらの店では毎週日曜日、1000円以上買い物をした人に卵1パックを格安で販売していましたが、価格が高騰しサービスを中止しています。

 卵だけではありません。

 鳥インフルエンザの影響で鶏肉の価格は高止まり。

 さらに6月は、約3600品目もの食品が値上げされます。

 大手メーカーの「カップうどん」は214円から236円になるなど、インスタント麺は9%から13%程度値上げ。

 そして、「カレールウ」も349円から394円と約50円値上げ。

 極端な不漁となっている「家庭用のり」は、最大で40%の値上げとなります。

 マルコストアー 青果バイヤー 佐々木 康介 さん:「一度値上がりした商品は、下がることはないと思う」

狙い目は北海道内産の食材!

 そんな今、狙い目は北海道産の食品だといいます。

 例えば、トマトは。

 マルコストアー 青果バイヤー 佐々木 康介 さん:「いまのメインは平取町や洞爺湖町産。余市町や砂川市でも出荷が始まり量が増えるので、買いやすい値段に」 

 これから北海道産の出荷が本格化するキュウリやレタスも、価格の低下が期待できるといいます。

 マルコストアー 青果バイヤー 佐々木 康介 さん:「レタスは今後100円を切る値段で販売できるようになる」

 そして、今まさに買っておきたいものがこちらです。

安く手に入るホワイトアスパラ

 マルコストアー 青果バイヤー 佐々木 康介 さん:「これは安い。このホワイトアスパラは安い」  

 出荷の終盤を迎えた山菜やアスパラガスは、今が安く買えるラストチャンス。

 野菜だけではありません。

 こちらでは、羅臼町産のホッケや噴火湾産の真ガレイなどを安く提供しています。

 マルコストアー 鮮魚バイヤー 滝沢 貴勝さん:「生魚は値段が安定している。加工品を買うよりは、生魚を買った方が良いと思う」

 「値上げの夏」。今後は北海道産の生鮮品に注目です。