【北海道】突如現れた黒い"竜巻"…帯広空港付近で発生 農家ではシート飛ばされる被害も 航空機が安全確認のため遅れて出発

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 穏やかな畑のなかに突如現れた竜巻の"黒い渦"。

 上空に向かって漏斗状になっている様子が確認できます。

 5月30日午後3時10分ごろ、帯広空港の北3キロ付近で竜巻が発生しました。

突如現れた竜巻とみられる"黒い渦"

 この影響で帯広空港では、帯広発羽田行きの1便が安全確認のため遅れて出発したということです。

 一方、近くのニンジン畑では、保温のため土に被せていた不織布のシートが飛ばされ、農家の人たちが後片付けに追われました。

農家ではシート飛ばされる被害も…

 被害にあった農家:「(シートが)空に舞っているのを見て、(近所の人が)電話してくれて、自分も見に行ったら大変なことになっていた。資材が高騰しているので買い直すことを考えるとがっかりです」

 5月30日、帯広市では気温が20度を超えた一方、上空には強い寒気が流れ込んでいたため大気の状態が不安定になっていました。