「マイナポイントお手伝い窓口」別人に1万5000円分“付与” 誤り気付くがポイントは復活できず…

社会 道内経済

 札幌市の「マイナポイントお手伝い窓口」で、別人のマイナポイントを付与する手続きをしたミスがあったことが分かりました。

 札幌市によりますと2022年12月5日、札幌市厚別区役所の「マイナポイントお手伝い窓口」で札幌市から委託を受けた人材派遣会社の支援員が、訪れた70代男性がパソコン上でログアウトせず退席した後、その登録画面上でそのまま60代女性の手続きを手伝いました。

 男性のマイナポイント(1万5000円分)が女性に付与されることになりましたが、直後に間違ったこと分かり、翌日2人は支援員らとともに、国の「緊急時相談窓口」に連絡し手続きの中止を求めました。

 その結果、女性にマイナポイントが付与されなくなりましたが、男性のマイナポイント(1万5000円分)は失われ復活できないと回答があったということです。

 人材派遣会社は、男性に弁償すると申し出ましたが断られました。

 市では、改めてログアウトを確認してから、次の人の作業をするよう指示したということです。

 また、札幌市西区役所・保険年金課でも、2022年2月2日に国民健康保険加入手続きの際に親子間でマイナンバーを間違って登録した事例があったということです。