【コンサドーレ】主将・高嶺朋樹は小野伸二O.N.Oから得た”気づき”を胸に 「勝たなきゃいけない」徳島ヴォルティス戦でホーム初勝利へ "平均観客動員数リーグトップ"サポータ―の熱量に応える

待望のホーム初勝利へ、意気込みを語るMF高嶺朋樹選手
明治安田J2リーグを戦う北海道コンサドーレ札幌(17位)が4月4日(金)、翌日に大和ハウスプレミストドーム(札幌市豊平区)で行われるvs徳島ヴォルティス(6位)へ向け、宮の沢白い恋人サッカー場(札幌市西区)で前日練習に臨みました。
平日ながら多くのサポーターが見学に訪れる中、コンパクトなコートでのミニゲーム、ゴールキーパーからのビルドアップ練習など、実戦を意識したメニューを消化。
「ありがたいほどの熱量」と岩政大樹監督(43)が話したように、コンサドーレのホームゲーム平均観客動員数は18,418人で、J2トップ(※第7節終了時点)の数字。しかし、リーグ随一の熱さを誇るサポーターを擁しながら、未だホームでの勝利を届けられていません。
この現状に、チームキャプテンの高嶺朋樹選手(27・札幌市出身)は「本当に勝たなきゃいけないし、J1昇格のために連勝していかなきゃいけない。その一歩として、まずホームで初勝利をあげて勢いに乗りたい」と、上昇気流に乗る上で勝ち点3以上の価値を持つ"ホーム1勝"の重要性を口にしました。
レジェンド・小野伸二も宮の沢のピッチに―

トレーニングに参加した小野伸二O.N.O
トレーニングには小野伸二O.N.O(45)も参加し、現役時代同様、宮の沢のピッチで見る者を魅了するテクニックを披露。レジェンドは練習中、今シーズン自身のサッカー生涯で初めてキャプテンを務める高嶺選手の傍へ近づき、コミュニケーションを図りました。
「『昔の朋樹はもうちょっとボールを運んでいた』という話をしてもらった。『確かにそうだな』と思って。練習でその感覚をちょっと取り戻せた」
レジェンドから受けとった”ベルベットパス”さながらのアドバイスを、勝ち点3へ繋げられるか。"キャプテン・高嶺朋樹"のプレーぶりが、ホーム初勝利へのカギとなります。