【ファイターズ】オープン戦全日程終了 最終戦も7-4で勝利 16戦10勝3敗と最高の勢いで公式戦へ
エースの貫禄 6回9奪三振

シーズン開幕前最後のマウンドに立つ伊藤大海投手
3月23日(日)北海道日本ハムファイターズVS東京ヤクルトスワローズ(エスコンフィールド)公式戦前最後のオープン戦が行われました。前日15年ぶりのオープン戦優勝を決めたファイターズの先発は戻り開幕(4月1日・エスコンフィールド開幕戦)の先発が予定されている道産子エースの伊藤大海投手(27)。
これまでのオープン戦、2試合8イニングを投げ無失点11奪三振の右腕はきょうも序盤から三振の山を築き、スワローズ打線を翻弄します。途中2本のソロホームランを浴びるも、6回を投げ切り95球9奪三振。昨季は最多勝(14勝)と最高勝率の2冠を獲得、今季は15勝と更なる高みへの到達を新庄監督と約束した伊藤が、公式戦前最後の登板を終えました。
後輩たちの勝利を祝福する先制打

バッターボックスに立つ伏見寅威選手
一方バットで存在感を示したのは、こちらも道産子キャッチャーの伏見寅威選手(34)。試合前に行われていた春のセンバツ甲子園で、母校の東海大札幌(旧東海大四高)が10年ぶりの初戦突破を果たすと、後輩たちの勝利を祝福するかのように、2回1死満塁のチャンスで「東海大札幌打法!」と貴重な先制打を放ちました。
会心の一撃 今年の新庄ファイターズを象徴する一発

一打勝ち越しのチャンスで打席に入る石井一成選手
試合は1点を追う8回、1死1・3塁の場面で途中出場の矢澤宏太選手(24)が同点タイムリーを放つと、こちらも途中出場の石井一成選手(30)が勝ち越しの3ランHRを放ち一挙4得点を挙げ、見事逆転勝利。チームはオープン戦全16試合を10勝3敗3引き分けで終え、レギュラーシーズン開幕を迎えます。いよいよ始まる大航海の続きに今からワクワクが止まりません。
きょうの試合で好投を見せたエース伊藤大海投手が先発予定、昨季王者の福岡ソフトバンクホークスを迎え撃つ戻り開幕戦(4月1日・エスコンフィールド開幕戦)の模様は、UHB北海道文化放送で生中継します。(北海道ローカル放送)