【ファイターズ】「50試合登板を最低ラインに」 昨季初タイトル”最優秀中継ぎ”河野竜生は相手の”研究”を超えていく

ブルペンに入る河野竜生投手
2月13日(木)、春季キャンプ(沖縄県・Enagicスタジアム名護)第3クールの最終日を迎えた北海道日本ハムファイターズ。この日、名護で予定されていた中日ドラゴンズとの練習試合は荒天のため中止となりました。
そんな中、昨シーズン52試合に登板し、防御率2.13。34ホールドポイントをあげ、最優秀中継ぎ投手に輝いた河野竜生投手(26)がブルペン入り。田宮裕涼選手(24)を相手に55球を投じました。
キャリア初となる個人タイトル獲得を経て、対戦相手のマークが厳しくなる今シーズン。河野投手が見据えるのは、更なる高みです。
-きょうのブルペンでのテーマは?
「これから実戦も近づいてくるので、試合を想定しながらピッチングしました。コースはアバウトですけど、真っすぐが投げきれている」
-キャンプを通じて、どのようなことに取り組んでいく?
「去年は個人的にタイトルもとれて、2年連続50試合登板もできた。去年同様に50試合を目標に、それを最低ラインに置けるくらいのレベルまでいきたいと思いますし、またタイトルをとれるような成績を残したい。その分、責任感というか、しっかり仕上げていかないといけない。まずは怪我なく、慎重に」
-タイトルを獲得した翌年は研究される。乗り越えるために意識していること
「リリーフに専念してから、真っすぐとカットボールの2球種がピッチングの大半を占めていたので、研究されるとは思います。僕自身もレベルアップしていく上で、それらのボールは常に磨いていくつもりでいますし、他の球種や配球面も自分で研究しながら、相手のもう一つ上にいけるようになればいいかなと思います」