【ファイターズ】新庄監督が熱視線 ファイターズ2年目を迎えた山崎福也。移籍後いきなり二桁勝利で、昨季チームのリーグ2位に貢献した左腕がブルペンで91球。感じた手応えと課題…

ファイターズ・山崎福也投手

　2月12日（水）、春季キャンプ（沖縄県・エナジックスタジアム名護）も、まもなく折り返し。第3クール2日目を迎えた北海道日本ハムファイターズ。
　
　けさ、チーム宿舎から電動キックボードで登場した新庄剛志監督（53）が真っ先に向かったのはブルペンでした。そこにいたのは投球練習を行う山崎福也投手（32）。
　
　昨シーズン移籍1年目でいきなり10勝を上げ、チームをリーグ2位へと導いた立役者の1人が、バッターを立たせながら91球を投じました。
　
　「コーナーに投げ分けて、なおかつ良い球質」をテーマに今日のブルペンに臨んだ山崎投手。「変化の操りと、左バッターに対しての攻め方」に手応えを感じた半面、「右バッターに対するインサイドへの攻め方」に課題を見つけたと練習後に話してくれました。
　
　投じたのはまっすぐのほか、スライダー、チェンジアップ、カットボール、フォーク、ツーシームと山崎投手が持つ全球種。掲げる目標「二桁勝利と更なる投球イニング数」への本気度がうかがえるブルペン練習でした。

　新庄監督が投球練習の様子を視察しに来たことについてメディアに聞かれると、「僕自身がちゃんと勝ち星をチームにあげられるように…というのはたぶん監督も思っているはず。今年も自分の仕事をやっていきたい。今日、しっかりと投げられているところは監督に見せられたかな」と振り返りました。

　実戦練習が増えてくるキャンプ後半、山崎投手の登板が今から待ち遠しい。