【どうなるファイターズ2軍本拠地移転】北広島市は誘致撤退…最終的には2市から選定か_“5市に求める条件”を球団キーマンに直撃!過熱する誘致期成会『候補地の噂話』もすでに地元で浮上〈北海道〉

2軍誘致を呼びかけるポスター
また恵庭市はガーデニングを通して自発的に街づくりに参加する市民性も特徴。
市民活動の活発さも2軍本拠地誘致につながっています。
こちらのラーメン店は2軍誘致を呼びかけるポスターや画像を手作りし、来店客に呼びかけています。
また、日本ハム名物のシャウエッセンと恵庭の工場で生産したキムチを使った味噌カレーラーメンも販売中。

恵庭市の候補地(西島松地区)
市民活動の積極性とアクセスの良さ。
JR恵み野駅にも近い西島松地区が候補地とみられています。

苫小牧市議会 松井雅宏議長
12月開かれた苫小牧市議会。
党派を超え、全議員がファイターズのユニフォームを着用し議会に臨みました。
「胆振、東胆振1市4町、日高管内も誘致に賛同して協力を頂いている。この熱意を球団側にも見てもらいたい」(苫小牧市議会 松井雅宏議長)

提供:苫小牧商工会議所
そして現在、JR苫小牧駅前はブルーのイルミネーション仕様に。
人も街も苫小牧はファイターズ一色です。
「野球とか苫小牧、スポーツやってる人は多いと思います」
「苫小牧は野球どころで、駒大苫小牧とかファイターズが来てくれたら起爆剤になるんじゃないかなと思います」(いずれも苫小牧市民)

苫小牧市 金沢俊市長
苫小牧は雪が少ない冷涼な土地で、高校野球やJリーグの合宿誘致など、スポーツの街としての土壌が強みです。
「(市民の)心意気に私も感動して、お手伝いしたいと思いますし。街全体も一緒に向かっていきたいですね」(苫小牧市 金沢俊市長)

JR苫小牧駅前などが苫小牧市の候補地
スポーツの街・苫小牧。
JR苫小牧駅前や苫小牧東インター周辺などを候補の一つに協議を進めています。

移転先が決まるのは2026年6月
各地で高まる誘致の機運。
自治体にとって興味深い、大きな数字も発表されました。
民間の調査会社の試算では、2軍本拠地を道内に移転した場合、建設期間中と開業後10年間を合わせた自治体への経済効果が2193億円に上ることが明らかになりました。
「2軍が来るかもしれないっていう時点で、街の今の立ち位置を見直して、課題・将来性とか、すごく見直す良いきっかけになっている」(八木隆太郎キャスター)
「結果としてそういったことが起こってるんであれば、それは地域にとっては非常に前向きな話なんじゃないかなと」
「地域の未来を担う子どもたちが日常的にきてくれる場所にもしたいですし、シニアの方々が楽しめる場所っていうのも当然理想だと思います」(ファイターズスポーツ&エンターテイメント 小林兼 開発本部副本部長)
UHBの取材ではファイターズが求める条件を満たす候補地の選定は進んでいて、ボールパーク建設時のように有力な2つの自治体に絞り込む見込みです。
移転先が決まる2026年の6月まで目が離せません。





