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【レバンガ北海道】9連勝!富永啓生2戦47得点 ジョーンズが古巣の渋谷戦で躍動 ロイブルHC「このチームは本当にケミストリーがいい」

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 B1第12節GAME2で、レバンガ北海道は青山学院記念館でサンロッカーズ渋谷に連勝し、チーム記録を更新する9連勝を達成しました。東地区のトップチームに勝利数で並び、その快進撃を続けています。

 12月6日に行われたGAME1では、第4クォーター残り32秒で1点差まで詰め寄られた接戦をものにし、代表戦を終えたばかりの富永啓生選手が20得点の活躍を見せた。「疲労は大丈夫」と語りながらも、試合終盤の課題を指摘した。しかし、「接戦の場面で、自信を持ってプレーできているのが一番大きい」と、チームの好調要因を分析しました。

 翌7日のGAME2は、序盤から点の取り合いとなる緊迫した展開。富永選手とオカフォー選手が牽引するも、渋谷のスリーポイントでリードを許す場面が続きました。第3クォーターでは富永選手がこの日初のスリーポイントを決めるなど、両チーム一歩も譲らない攻防が繰り広げられましたが、ジョン・ハーラー選手のスティールから島谷怜選手のレイアップでレバンガ北海道がわずかにリードを奪います。

2試合で47得点をあげた富永啓生選手

 この激戦を決定づけたのは、昨年までサンロッカーズ渋谷に在籍していたケビン・ジョーンズ選手でした。「古巣との対戦で自分の中で燃えるものがあった」と語るジョーンズ選手は、第4クォーター89-89で迎えた試合終盤にリバウンドからのシュート、さらにスリーポイントでリードを広げます。そして、残り31秒で94-94の同点となった場面でも、勝ち越しとなるジャンプショットを沈め、チームを勝利に導きました。

 ロイブルヘッドコーチは試合を振り返り、「今日は本当にタフな試合。自分たちのスイッチディフェンスに上手く対応されシュートを決めてきた渋谷の素晴らしいパフォーマンスに敬意を表したい」と相手を称えました。そして、ジョーンズ選手の後半の活躍を勝因の一つに挙げ、「経験やリーダーシップを発揮してくれた結果」と評価。また、チームの強さの要因として、ケミストリー(チーム内の関係性)の良さを挙げ、「それぞれがロールプレーヤーとして自分の役割を理解し、ベンチから入る選手も違和感全くなくプレーしている」ことを強調しました。

7日 サンロッカーズ渋谷vsレバンガ北海道 (C) SUNROCKERS

 この日27得点を挙げた富永選手については、「27点を取ったというところ以外、ボールシェア、無理してシュートを打たないというところはまだ課題の一つ」とし、「パスの質をあげていく」という点でさらなるステップアップを期待しました。

 ロイブルヘッドコーチは、10連勝がかかる次節について、「一つ一つの試合が自分たちにとっては決勝みたいな形で挑んでいる」と述べ、これまで継続してきたアグレッシブなプレーを続ける姿勢を示しました。

 レバンガ北海道は次節、アウェイでのアルティーリ千葉戦に臨み、13日には約1か月ぶりのホーム戦で富山グラウジーズを迎えます。10連勝、そしてさらなる上位進出に向けた戦いに注目が集まります。

(6日)
サンロッカーズ渋谷 77(16-24,24-18,16-20,21-18) 80 レバンガ北海道
(7日)
サンロッカーズ渋谷 94(25-23,23-23,23-27,23-27)100 レバンガ北海道




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