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【コンサドーレ】“闘将”河合竜二氏が帰還 新GM就任会見で語るJ1再建への哲学「徹底的に戦える。それが一番重要なポイント」

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勝利への執念と、サポーターとの対話

新GMに就任する河合竜二氏

 二つ目の柱として掲げたのは、「地域に愛されるクラブ作り」です。「これまでもいろいろな地域貢献、社会貢献をしてきましたが、より多くの方に知ってもらうためには選手の力が非常に重要。子供たちに夢、希望を与える活動をしていきたい」とクラブと地域が一体となる未来像を描きました。

 具体的なチーム改善策としてまず着手したい部分を問われると、河合氏は「徹底的に戦える、そこが一番大事なポイント。1対1のせめぎ合いで負けていたら話はできませんし、その上で攻撃的なサッカーを展開していきたい」と勝利への執念を滲ませました。そして「ただ手詰まりした時、指導するのがコーチだと思うので、コーチスタッフにしっかりと質の高い練習をしていくことが自分に出来ること」と説明しました。

 サポーターとの距離感については「矢面に立つ覚悟がなければ、このオファーを受けていませんし、このクラブを変えていくという強い気持ちでオファーを受けた。自分の信念として、そういったところで自分が出ていく。いいときは出ません。悪いときには出ます。サポーターともいろいろディスカッションしながら、オープンにできない事は理解していただきつつ、クラブをよりいい方向に進めるように対話できることが一番いいこと」と自身の考えを示しました。

 自身のGM像については、「今までいろいろなキャプテン像、GMや監督の人間性のいいところを見習って自分らしいGM像を描いてみて言えるのは、やはりコミュニケーションを取れる人間が一番強いのかなと思っています」と人間関係の重要性を強調しました。そして、GMという立場の厳しさにも言及し、「一度獲得した選手は、絶対に戦力外に一度はなるので、私は切る立場でもありますので、非常に心苦しいですけど、誠意を持って、コミュニケーションを取りつつ、成長させていけたらと思っています」とプロとしての厳しさを語りました。




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