【ファイターズ2軍本拠地】移転先決定は2026年6月までに…キーパーソンが最新情報を語る「エリアごとの課題や可能性は整理されてきた」…評価が高まっている自治体 巻き返しを狙う候補地

恵庭市誘致期成会 中川淳一幹事長
江別市や苫小牧市の評価が高まっていることに地元の期成会は。
「人口7万人の市で5万筆を超える署名というのはすごい数。『他のマチが』ではなく『わがマチを』のスタイルで、これからも頑張っていきたい」(恵庭市誘致期成会 中川 淳一 幹事長)
市民もあきらめていません。
「江別市と苫小牧市が高評価ということで、残念だが盛り返してほしい」
「差はそんなにない気がする。道路などは変わらないし、広い土地もある。負けられないと思う」(いずれも恵庭市民)

ファイターズ スポーツ&エンターテイメント 前沢賢常務
野球施設に関する事業費は150億円前後で、総事業費は数百億円規模が見込まれる新本拠地。
はたして移転先はどこになるのでしょうか。
ボールパーク事業を手掛けてきたキーパーソン、前沢賢さんがUHBの取材に答えました。
「やったことがないことをやるのは大変。大変な状況を打破しようとする姿勢や思いは非常に重要。今までの12球団の2軍施設には、立ち入り禁止のエリアがたくさんある。それをできるだけなくして、選手やチームとどう共存していくかがポイント」 (前沢常務)
ファイターズ2軍の新しい本拠地は2026年6月までに移転先を決め、2030年の開業を目指しています。

2軍本拠地選定のポイント
前沢賢常務が2軍本拠地選定で大事にしているポイントとは。
まずは、行政の熱意です。やったことのない大変な状況を打破しようとする、その地域の姿勢に着目。完成がゴールではなく、その先の経営も含めてどういった熱意があるか。
さらに候補地それぞれが、どう開発費用を工面していくのか。市の負担なのか国の補助金を活用するのかなど、経済的な話も踏まえて、2026年6月に候補地を決めたいとしています。





