【ファイターズ】昨年現役ドラフトで加入した吉田賢吾 古巣相手に恩返しのプロ初アーチ 鷹ファンからも祝福の拍手

オープニングセレモニーで熱唱するサンプラザ中野くん
きのう行われた福岡ソフトバンクホークスとのホーム開幕第2戦。試合前にはスペシャルゲストとして爆風スランプのサンプラザ中野くん(64)が登場。“世界で一番好きな野球選手は新庄剛志さんです!”と球場内のファンに向けて、自身の代表曲である「大きな玉ねぎの下で」と「Runner」の2曲を熱唱しました。大型ビジョンには、「Runner」を歌うサンプラザ中野くんと、白球を追いかけるファイターズ選手たちのVTRが映し出され、その粋な演出に試合前からファンの胸は熱くなりました。

ホーム開幕第2戦の先発マウンドに上がる北山亘基投手
今季ホーム戦初勝利をファンに届けたいファイターズ。先発マウンドを託されたのは北山亘基投手(25)でした。毎回ランナーを背負う苦しいイニングとなったものの、粘りのピッチングで強力ソフトバンク打線を相手に、6回途中まで1失点と力投を披露しました。

7回ウラ 打席に入る吉田賢吾選手
1点リードで迎えた7回、打席には昨年12月にソフトバンクから現役ドラフトで移籍してきた吉田賢吾選手(24)。思い切り振り抜いた打球は見事ライトスタンドへと飛び込み、移籍後初安打、そしてプロ初ホームランとなりました。ファイターズファンはもちろん、古巣ソフトバンクファンからも祝福の拍手が贈られ、笑顔をこぼした吉田選手は“1軍でのダイヤモンド一周は、これまで経験したものとは一味違う特別なものだった”と渾身の一撃を振り返りました。
試合は3対1で、ファイターズが見事今季ホーム戦初勝利。先発の北山投手が今季初の白星を獲得しました。チームは貯金を3とし、新庄剛志監督(53)就任4年目にして、初の単独首位。明後日からはエスコンフィールドでオリックスバファローズとの3連戦に臨みます。