「Fビレッジを拠点に北海道の未来を切り拓く」新たなプロジェクトが始動『Hokkaido F Village X』スタートアップの力を活用し"北海道の魅力向上"目指す 北海道北広島市

エスコンフィールドHOKKAIDOでの記者会見の様子
2025年3月12日、エスコンフィールドHOKKAIDOで発表されたのは、『Hokkaido F Village X』(ホッカイドウエフビレッジエックス)というプロジェクトです。
発表会にはファイターズ スポーツ&エンターテイメント、スクラムベンチャーズ・スクラムスタジオ、北海道、北広島市、JETRO、ヤマト運輸株式会社など、多くの公的・民間機関が参加しました。
このプロジェクトは『北海道×Fビレッジ×イノベーション』を掛け合わせることで、新たなビジネス創出と地域活性化を目指し、F VILLAGEを拠点に、北海道全域で実証実験を行い、社会実装を推し進めるものです。
記者会見ではこのプロジェクトの狙いが説明されました。
北海道が抱える豊富な自然、食文化、観光資源などの魅力に加え、近年は再生可能エネルギーの活用やカーボンニュートラルの推進、さらにはラピダス社による次世代半導体生産拠点の開発など、持続可能な成長に向けた取り組みが進められています。
一方で、農業の人手不足や交通・物流の問題、医療提供体制など、社会課題が山積している「課題先進地域」でもあることから、プロジェクトの拠点として選ばれました。
「Hokkaido F Village X」では、企業や自治体が連携しやすい環境を整え、北海道における革新的な事業創出を促していく考えです。
例えばFビレッジでは、球場内のシステム開発、野球のデータ活用、街の開発に合わせた
実証実験など、様々な企業との連携、実証実験の効果が期待されます。
北海道の新たな未来を創る「Hokkaido F Village X」。今後の動向に注目です。