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【アルテミス北海道】「最後まで点を取る姿勢があった」後藤HCが称えた新戦力――開幕戦で山梨中央銀行にフルセットで逆転勝ち

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 2026-27Vリーグ女子が11月7日に開幕。アルテミス北海道は札幌市の北ガスアリーナ46で山梨中央銀行と対戦し、フルセットの末に逆転勝利を収め、開幕戦を白星で飾りました。

 今季、アルテミス北海道のチームディレクターに就任した大山加奈さんが見守る中、試合は始まりました。後藤優介HCが「こっちが1番嫌だなというバレーを徹底されたので、対応に時間がかかった」と振り返った第1セット。山梨中央銀行が試合の主導権を握り、連続得点でリードを広げました。新キャプテンの廣瀬未佳選手も、硬さがあり、自分たちのバレーができていなかったと振り返りました。アルテミス北海道は連続失点を重ね、12-25で第1セットを落としました。

新キャプテンの廣瀬未佳選手

 第2セットは、アルテミス北海道が序盤から得点を重ね、8-1とリード。山田菜那光選手のサービスエースに加え、廣瀬選手や新加入の奥出望未などが得点を挙げ、25-21でセットを取り返しました。

 奥出選手は、チームとして切り替えられた要因について、「サーブとブロックでシステムをしっかりやり直して、サーブでしっかり攻められたからこそ、攻撃できる場面が増えた」と語りました。

 第3セットは中盤まで互いに好守備を見せ、白熱したラリーが続く接戦となりました。しかし、終盤に放され、20-25でセットを落としました。

新加入の奥出望未選手

 後がなくなったアルテミス北海道は、第4セットで反撃。この日、トスワークが光ったセッターの長尾のどか選手を起点に攻撃を組み立て、奥出選手の連続アタックで流れをつかみました。終盤20-17の場面から、久保花音選手のアタック2本を含む5連続得点を挙げ、25-17でセットを奪取。セットカウントを2-2としました。

 最終第5セットの序盤は、廣瀬選手と久保選手の連続アタックで先行します。しかし、山梨中央銀行も3連続得点で応戦。長いラリーを得点につなげるなど、互いに譲らない展開が続きました。

 終盤には廣瀬選手、山田菜那光選手、奥出選手がアタックで得点を重ね、14-10としてマッチポイント。最後は久保選手がレフトからアタックを決め、15-10で最終セットを奪いました。セットカウント3-2の大逆転勝利で、アルテミス北海道は開幕白星を手にしました。

後藤優介ヘッドコーチ

 今春まで酪農学園大附属とわの森三愛高校で男子チームの監督を務めていた後藤HCは、3枚ブロックなど、男子バレーで多く用いられる戦術も取り入れながら、チーム作りを進めてきました。「最後まで粘り強くプレッシャーをかけ続けられたのが1つの要因」と試合を振り返り、「選手たちに自由度をちゃんと持たせて、アイデアの中でバレーボールをするというのを理解してチャレンジしてくれたのが全て」と語りました。

 第1セットを落とした際には、ここ2年あまり勝てていないチームの経験値に不安を覚えたといいます。一方、選手たちが気持ちを切り替えて次のプレーに向かっていたことから第2、第3セットを取る可能性を感じたとも明かしました。

 「新しく入ってきた選手たちが、去年の印象をグッと切り替えてくれた。最後のセットも選手たちは最後まで点を取る姿勢があって、決め所でしっかり決めてくれた」と、選手たちを称えました。

アルテミス北海道チームディレクターの大山加奈さん

 廣瀬選手は「この開幕戦にかけるというのはチーム内で共有していたので、まず勝ち切れて良かったなって思いますし、明日もまだ試合があるので、体と心をしっかり。フォーカスを次の日に当てて準備できたらなと思います」と語りました。

 今季のスローガンに「推し勝つ」を掲げるアルテミス北海道は、11月8日に北ガスアリーナ46で東京サンビームズと対戦します。




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