【日本ハム】3年連続CSファイナル進出決定!万波の一発&伊藤が2度のアクシデントを乗り越え5回1失点 新庄監督「よくやってくれました、みんな」

4回にソロ本塁打を放つ万波中正選手(提供 北海道新聞社)
1勝1敗で迎えた「2026パーソルクライマックスシリーズ パ」ファーストステージ第3戦。北海道日本ハムファイターズはベルーナドームで、埼玉西武ライオンズと対戦しました。
先発のマウンドを託されたのは伊藤大海。前日の試合後、「福岡行きの切符をつかみ取れるように自分のベストを尽くします」とコメントしていました。
先制したのはファイターズでした。2回表、郡司裕也とレイエスの連打で無死一、二塁のチャンスを作ると、1死後、第2戦で決勝打を放った野村佑希がレフト前タイムリーを放ち、先制しました。さらに4回表、1死から万波中正がライオンズ先発・武内夏暉のカーブを捉え、レフトスタンド中段に飛び込む1発を放って2-0とリードしました。
伊藤は初回、先頭のカナリオから空振り三振を奪うなど三者凡退に抑えました。続く2回は三者三振に仕留め、抜群の立ち上がりを見せます。3回裏、ピッチャーゴロを処理した際に腰を痛め、一度ベンチに下がって治療を受けましたが、再びマウンドに戻り、3回、4回を無失点に抑えました。
ファイターズは5回表、先頭の山縣秀がセンターへの二塁打で出塁。続く五十幡亮汰のバントはリプレー検証の結果セーフとなり、無死一、三塁とチャンスを広げました。ここで奈良間大己がライトへ犠牲フライを放ち、山縣が生還。3-0とリードを広げました。
5回裏、伊藤はネビンと長谷川信哉に連打を浴び、無死一、二塁とされました。続く平沢大河の打球が伊藤の左足を直撃しました。平沢はキャッチャーゴロに倒れ、1死二、三塁となりました。伊藤は治療のため再びベンチに下がりましたが、マウンドに戻ります。外崎修汰を歩かせて満塁のピンチを背負うと、続く源田に犠牲フライを打たれて1点を返されました。それでも渡部聖弥をキャッチャーフライに仕留め、1失点で切り抜けました。
伊藤は5回68球を投げ、3安打5奪三振、1失点でマウンドを降りました。「打者への最初の一球、イニングの先頭などシンプルに入りを意識していました。高い集中力を保ってピッチングができたと思います。もう少し長いイニングを投げたかったという心残りはありますが。あとはリリーフ陣に託します」とコメントしました。
6回裏は島本浩也から玉井大翔に継投し、無失点に抑えました。直後の7回表、野村がライトへの二塁打を放ち、進藤勇也の送りバントで1死三塁とすると、山縣の打席で篠原響のワイルドピッチがあり、代走の水野達稀が生還しました。
7回裏から孫易磊が登板し、2奪三振を含む三者凡退に抑えました。8回裏は1死一、二塁と得点圏に走者を背負いましたが、後続を抑えて無失点でつなぎました。9回裏も柳川大晟が無失点に抑え、ファイターズが4-1でライオンズを破り、ファイナルステージ進出を決めました。
試合後のヒーローインタビューで万波は、4回のホームランについて「本当に完璧でしたし、100%ホームランだと思っていました」と振り返りました。3年連続のファイナルステージに向けては「優勝できなかったので、やっとここがスタートラインかなと思いますし、毎年やられているホークスになんとか勝てるように頑張ります」と意気込みました。
新庄剛志監督は、「よくやってくれました、みんな。最初に負けて、昨日勝って、今日どうなるかってところでね。ファンのみんなも楽しみな試合で待っていてくれた」と述べ、伊藤の3回のアクシデントについては、「ファーストベースカバーに行った時に、ちょっと腰を痛めて。あれ腰だったんですよ」と説明。さらに「で、ピッチャー返しで足。で、腰は治ったと思う」「だいたい人間は一個しか分からない痛いところ分からないから」と冗談を交えながら、「今回はピッチャーの踏ん張りがものすごく大きかった」と投手陣をたたえました。ファイナルステージに向けては「また福岡、休む暇ないですけど。ぱぱっと勝ちたいね、盛り上げるためにも」と意気込みました。
ファイナルステージは10月14日から。みずほPayPayドーム福岡で第1戦を迎えます。









