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【スキージャンプ】二階堂蓮「飛躍の年でしたね」五輪で3つのメダル獲得から第1子誕生と激動の1年を振り返る

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 今年の2月に行われたミラノ・コルティナ2026冬季五輪において、スキージャンプ男子ノーマルヒル・男子ラージヒル・混合団体で計3つのメダルを獲得した江別市出身の二階堂蓮選手(25)が激動の1年を振り返り、今季の展望を語りました。

―これから本格的にシーズンが始まるが今のジャンプの状態は
「夏のシーズン初めに比べたら良くなってきています。一番重きを置いているのは飛び出しですね。ジャンプ台の真下に力を伝えた方がスピードを殺さずに高さの取れる飛び出しができるので、あの一瞬の中で正確に真下に踏むというのはすごく難しいことで、どのジャンパーも一番重要視している課題ですね」

二階堂選手のジャンプの飛び出し

―今年のサマーグランプリには出場せず北海道の大会中心に出場したその意図は
「子供が生まれるということで、妻が一人でやっていくのは大変だと思うので、育児に専念という形を取りましたね」

―生活は変わったか
「だいぶ変わりましたね。子供の面倒を見るのが第一にあるので、やることが増えましたね」

―息抜きは
「僕が息抜きをするとなったら、妻が子供の面倒を見ないといけないので、自分だけが、、となってしまうんですよね。なので、なかなか自分の趣味に没頭する時間は子供が生まれてからはなくなりましたね」

―イクメンですね
「自分で言っちゃうとイクメンじゃなくなる、、(笑)今の時代それが普通だと思うので(笑)」

―冬シーズンが始まると世界中を転戦することになるが
「(妻と子供には)会えないので、妻にすべてをあずけるというところで申し訳ない部分が出てきますけど、自分の夢を叶えるためには仕方ないことという覚悟でいます」

―夏のジャンプ界はどう見ていた
「結構面白いなと思いましたね。札幌の大会を見ていても世界で活躍できるポテンシャルを持った若手が出てきていると感じていましたね。国内大会でも若い選手が表彰台に上るのは良い流れが来ているなと思いました」

左:二階堂選手 右:布施飛雄馬選手(19)

―若手選手の台頭をどう感じているか
「嬉しいです。僕は僕でやるべきことが分かっているので、夏の初めは国内でも勝てない試合がありましたけど、焦ってはいなかったので、やることをしっかりやっていれば冬には合わせられると自分の中で分かっていたので、若い選手たちが自分よりも良いジャンプをして国内大会で表彰台に上る、優勝するという経験を積んでくれたことが嬉しかったですね」

―五輪メダリストになってお子さんも生まれて、激動の1年はどんな年だった
「飛躍の年でしたね」

―メダルは3つ取れると思っていたか
「取れると思っていました。3つどころか全種目取れると思っていましたね。自信はありました」

―3つのメダルはそれぞれ違った感情なのでは
「3つ目の銀メダル(男子ラージヒル)に関しては一番悔しいメダルで、1位で折り返しという場面から2本目は飛び出しのところを失敗して、飛距離を落として銀メダルに終わったので、金メダルがあり得たのにという思いが強いですね。そういうところが今の僕には足りない部分というのをあの時にすごく思い知らされたので、また次の4年後に向けての課題ができたという気持ちの切り替えをして、今はポジティブにとらえていますね」

―4年後の目標は
「4年後は金メダルですね、もちろん。そのシーズンは総合優勝もするくらいの実力をもっていかないとオリンピックでの金メダルは難しいなと今回の大会で思いましたね」

―五輪でも一緒に戦った高校の先輩でもある伊藤有希選手が今季限りで現役引退を発表しましたが
「辞めるかもとはチームの中で聞いていたので、いつなのかなと思っていたんですけど、実際に聞くと寂しいですね。女子の中でも一番明るくて、最年長でみんなを引っ張っている存在で、男子チームも有希さんの明るさに助けられている部分はあったので、来年はもうジャンプ台で見られないのかと思うと寂しいですね」

UHB杯ジャンプ大会に出場する二階堂選手

―伊藤有希選手も出場するUHB杯ジャンプに向けての自信は
「調整はできているので、国内選手との差をはっきりと示して気持ちよく海外遠征に行きたいなと思っていますね。結果にこだわってはいないので、その大会で得られるものがあれば負けたとしてもポジティブにとらえることができるので、でも負ける気はしないですけどね」

 二階堂蓮選手、伊藤有希選手など国内のトップジャンパーが出場するUHB杯ジャンプ大会は、10月17日(土)に大倉山ジャンプ競技場で行われます。




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