【コンサドーレ】新体制初陣を白星で飾れず…柴田監督 次節に向けて「本当に勝つしかない。ベストを尽くす」
北海道コンサドーレ札幌 新体制”初陣”

試合後会見に臨む「柴田慎吾」監督
明治安田J2リーグ第26節。
「岩政大樹」前監督が解任され、「柴田慎吾」監督が就任した「北海道コンサドーレ札幌」は新体制のホーム初陣、ブラウブリッツ秋田に0-2で敗れました。
試合開始早々から秋田のハイプレスを受け、自陣に引いて守る時間が多くなった札幌は前半36分に得点を許し、ビハインドで試合を折り返します。
それでも、後半からパスが繋がるようになった札幌は、サイドからチャンスを作り出します。後半6分、30番・田中宏武がドリブルで切り込み、この日チーム唯一の枠内シュートを放ちますが、惜しくも相手ゴールキーパーに弾かれます。
その後、10番・宮澤裕樹選手らの投入などで巻き返しを図りますが、押し込んでいた時間帯で自陣でのミスを突かれ、秋田に追加点を許します。その後も欲しかった得点は生まれず、新体制は黒星スタートとなりました。
試合後、柴田監督は「勝てなかったことが全て」としながらも、今後に向けて「信念を持ってブレずにやり続けることと、日々のトレーニングから100%、次があのような現象(ミスからの失点)が出ないようやっていくことしかない」と話しました。そして、次節に向けて「本当に勝つしかない、勝利に向かってベストを尽くす」と語気を強めました。
この試合、札幌のボールポゼッションは「69%」---。監督交代から6日での初陣を経て、攻撃的なサッカー再構築へ向け、次節8月23日(土)「ヴァンフォーレ甲府」とのアウェイでの一戦で真価が問われます。