【カーリング】南富良野町出身・山口剛史 スキップで出場も“氷の上でカーリングをやるのは変わらない” 北見市出身・臼井槙吾“5人で五輪の権利を取って楽しくカーリングを”…3/29 世界選手権

世界選手権に出場するカーリング男子日本代表(写真提供:JCA)
世界男子カーリング選手権大会2025(3/29~4/6 @カナダ)に出場する男子日本代表は3月4日、練習を公開しました。日本代表は先月行われた日本選手権で優勝したSC軽井沢クラブのメンバーです。サードでスキップの南富良野町、山口剛史選手(40)、フィフスには北見市出身でKiT CURLING CLUBの臼井槙吾選手(30)が出場します。
◆山口剛史選手(サード)
「今回の世界選手権は結果的な目標でいうと3位以上、アジア初の銅メダル以上の結果を取りに行きたい。同時にオリンピックの出場権を日本に獲得してきたい。オリンピック直前の世界選手権は今まで2009年、2013年、2017年と3回出てきましたけども、他の世界選手権と比べるとレベルを上げてきて厳しい大会になる。そんな中でも2年間、前回、世界選手権に行ったあとから、なかなか調子が上がらずに苦しい時間を過ごしてきた。1個ずつやるべきことを見つけて、結果にとらわれずに淡々と前に進んでいくということを身に着けてきたので、世界選手権では今まで積み重ねてきたものを、1つでも多く出していけたらと思っています。まずはカナダに行って、事前のツアーに出て、そこで調子を上げて大会に臨みたい」
Q.スキップで出場
「世界選手権8回目で初めてのスキップのポジション。あまり意識はせずに氷の上でカーリングをやるのは変わらない。チームとしてもこのメンバーで2回目の世界選手権で、みんなも経験値もあるので助けてもらいながらスキップをやりたい」
Q.なぜフィフスを臼井選手に頼んだのかー
「臼井選手とは2023年のPCCCや2023年の世界選手権にも一緒に出場して、チームのサポートとか素晴らしい活躍をしてくれた。健康上の問題が起きても、臼井選手はどのポジションもできるのですごく頼りにしている。なので臼井選手をお願いしました」
◆臼井槙吾選手(フィフス)
「ここから3週間後に大会が始まるということで、5人でプレーするのも楽しみですし、後から合流はしますが、自分もしっかり準備していきたい。5人でしっかりとオリンピックの権利を取って、みんなで最後まで楽しくカーリングができたらと思っています。応援よろしくお願いします」(写真提供:JCA)