【北海道マラソン2026】「シールの枚数は当日のコンディションによります」吉田響、暑さは「武器」大会新記録と優勝へ「絶対、響が勝つな」と思わせたい
「リミッターを外して走れる」爆発力

いろいろな方の尽力に恥じぬ走りを
2026年のニューイヤー駅伝で22人抜きを演じ、区間賞と区間新記録を達成した。
――爆発力の秘訣は。
「自分の強みとして、リミッターを外して走れるというのがあります。それが試合だけでなく、普段の練習でもしっかり追い込んで走れるということです。そういった練習を日頃やっているからこそ、本番でも爆発力のある走りができました」
――目立つのは好きですか。
「陸上に限らず、いろいろな業界でどんどんレベルが上がっています。普通の戦い方をしているとなかなか勝てない、難しいところがあるので、果敢なチャレンジをしていかないと、自分が目指す目標や夢には届かないと思います。普段の練習や大会でも、型にとらわれない走り、攻めた走りをしています」
――ランナーが注目されることについては、どう考えますか。
「大阪マラソンの走りは、結果として『目立つ』という形になりましたが、マラソンは素晴らしい競技です。その魅力を自分という媒体を通して発信していけたら、とても嬉しいです。目立つというより、自分の力を最大限発揮する走りは常に意識しています」
北海道出身で大会への思いも深い田中正直総監督をはじめ、多くの関係者への感謝も忘れない。
「田中総監督をはじめ、いろいろな方の尽力のおかげで今回、招待選手として呼んでいただきました。そこに恥じぬ走りをしていきたいと思います」
MGC、そしてロサンゼルス五輪へ

最大の目標はオリンピックでのメダル獲得
大学1年時から出場レースを絞ってきた吉田は、レースに出られる喜びが大きく、本番はほとんど緊張しなかったという。ただし、五輪代表選考に直結するMGCは別物だ。
「やっぱり緊張します。MGCという1回の大会で、オリンピックに出場できるかどうかが決まってしまうので、すごく緊張する大会だと思います」
――MGCの先にある五輪については。
「オリンピックは、まだまだ日本人選手がメダルを取るというのが想像しづらい世界だと思います。そこに自分が一歩踏み出し、チャレンジしていける選手になれるように頑張っていきたい」
――日本のマラソン界を背負う気持ちはありますか。
「年々、選手も強くなっていますが、世界へ一歩を踏み出す者がいるとしたら、自分が一番に先頭を切り開いて走っていきたいという気持ちがあります。そこに向けて日々練習しています」
――これから続くキャリアの中で、一人のランナーとして最大の目標は。
「オリンピックのフルマラソンでメダルを獲得することが自分の目標です。そこに向けた走り、その第一歩を北海道マラソンで踏みしめていきたいです」
プロランナーとしての在り方についても、明確な思いがある。
「走りで結果を残すのはもちろんですが、スポーツは見られるものです。より多くの人に陸上・マラソンの魅力を知っていただき、夢や希望を、自分がいろいろな方にもらったように与えていけるランナーになりたいです。恩返ししていけるランナーになれるように頑張ります」









