【ファイターズ】公共施設「北海きたえーる」の指定管理者に 現管理者を退けて選定…経費削減や収入拡大策が評価 北海道の負担金は5年間で11億6000万円…実績のある民間企業と連合

北海道スポーツ局 尾崎匡局長
指定管理者には2025年度の場合、北海道から2億6000万円あまりの管理費が支払われました。
ファイターズは、将来的に受け取らない運営を目指すとしていました。
当面は受け取る方針だといいますが、比較すると低い金額の提案だったことも評価されました。
「ファイターズVMグループが5年間『北海きたえーる』を指定管理する中で、北海道が負担する金額として11億6000万円と示されている。総じて高い管理運営能力が示され、施設の魅力や利便性の向上などに向けた積極的な提案や、管理費の縮減に向けた提案が行われる中、より具体性や実効性の高い提案だった」(尾崎局長)

ファイターズが北海きたえーるの指定管理者になった背景とは
指定管理者にファイターズが加わることで、施設はどう変わるのでしょうか。
これまでも便利な施設でしたが、さらに利用しやすくなることが期待されます。ファイターズが指定管理者に手を挙げた背景を探ります。
今回、指定管理者となるのは、ファイターズ スポーツ&エンターテイメントです。いわゆるFビレッジやエスコンフィールドの運営をはじめ、周辺の開発や2軍本拠地の運営、チケット販売、イベントの企画などを手がけています。これにオカモト、シンコースポーツ北海道、ルネサンス、この4社の企業連合で申請しました。
ファイターズの伊藤執行役員は、Fビレッジで培ったノウハウを生かし、公共施設のサービス向上を目指すとしています。また、道の財政負担を軽減し、道民や北海道に恩返しをしたいという考えを表向きに示していました。
さらに取材していくと、エスコンフィールド(野球)と重ならない時期にスポーツやコンサートを展開し、北海道を盛り上げたいという狙いもあるようです。
冬は施設を訪れる人が少なくなりがちですが、イベントを通じて新たな来場者を呼び込めるかもしれません。

企業連合の強みの1つはオカモトとの連携
企業連合の強みの1つは、オカモトとの連携です。
ガソリンスタンドやコインランドリーで知られるオカモトは、十勝の音更町に本社を置き、グループ全体で62の業態を展開しています。道の駅のほか、火葬場や広場、公園などの管理も手がけ、全国で74か所の指定管理施設を運営しています。
さらに、オカモトは南幌町のスポーツセンターなどの公共施設に加え、ジョイフィットなどの民間スポーツ施設も運営しています。プロ野球チームを運営するファイターズと、公共施設や地域に根ざしたスポーツ施設の運営実績を持つオカモトが連携することで、新たなスポーツ事業につながる可能性がでてきます。
道は11月下旬の道議会での議決を経て、正式に決定したいとしています。ファイターズが施設をどのように運営していくのか、注目されます。




