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【コンサドーレ】”得点した試合はキャリアでわずか1敗”高嶺朋樹が2つのゴラッソで望みを繋ぐ「ここは自分のエリア」得点数チーム単独トップに立つ頼れる主将の大車輪の活躍で連敗脱出

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<J2第33節 カターレ富山0-2北海道コンサドーレ札幌>

キャリアハイを更新するシーズン8ゴール目をあげたMF高嶺朋樹

 明治安田J2リーグ第33節、北海道コンサドーレ札幌(11位)は10月19日(日)、富山県総合運動公園陸上競技場(富山県富山市)で、J3降格圏に沈むカターレ富山(18位)と対戦し、2-0で勝利しました。

 この試合、負傷の影響で戦列を離れていたDF西野奨太選手(21/札幌市出身)とMF長谷川竜也選手(31)が3試合ぶりにスターティングメンバーに復帰。また、MF宮澤裕樹選手(36/伊達市出身)は第19節vsFC今治(H)以来、14試合ぶりとなる先発出場となりました。

柴田慎吾監督「個人的には自分自身の力の無さを痛感したゲーム。決して褒められた内容ではなかった」

 指揮官が試合後そう語ったように、札幌は富山のポゼッションサッカーを前にプレッシングが嵌まらず、試合を支配される展開が続いた中で迎えた前半20分、GK高木駿選手(36)からビルドアップを始めると、青木亮太選手(29)、宮澤裕樹選手、アマドゥ・バカヨコ選手(29)のワンタッチパスで前進。パク・ミンギュ選手(30)のクロスのこぼれ球を拾った高嶺朋樹選手(27/札幌市出身)が左足を振りぬき、先制に成功します。

 ゴールネットに突き刺さった先制点について高嶺選手は「サイドを突破からのクリアのセカンドボールを回収するのがボランチの仕事ですし、回収するタイミングで相手と入れ替わることができた。ショートバウンドで、ミートだけを意識して打った結果、いいコースに行って良かった」と振り返りました。

 さらに、チームを救うためベルギーから帰還したキャプテンは後半23分、高尾瑠選手(28)からボールを受けると、「”ここは自分のエリアだ”と思ってシュートを打った」とゴールから推定30メートル超えの位置から再び左足一閃。地を這うグランダーのミドルシュートで今シーズン8ゴール目をあげ、チーム得点数単独トップに立ちました。

 チームを3試合ぶりの勝利に導いた高嶺選手がプロキャリアの中で得点をあげたゲームは11試合(14ゴール)。その内訳は8勝2分1敗で、勝率72.7%とまさに縁起物。現在、累積警告による出場停止にリーチがかかっているキャプテンが、残り5試合すべてに出場できるかが、札幌の命運を握るカギとなります。




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