【スピードスケート】北京五輪の金メダリスト高木美帆が“チーム・GOLD”初戦圧勝…全日本距離別選手権1500mで8連覇

スピードスケートの高木美帆
スピードスケートの全日本距離別選手権が20日、長野市のエム・ウェーブで開幕し、女子1500メートルでは幕別町出身の高木美帆選手(TOKIOインカラミ)が1分54秒27で圧勝。8連覇を達成しました。
高木選手はスタートから上々の滑り出しを見せ、同走の小野寺優奈選手(富士急)を早々にとらえると300、700、1100mとすべてトップタイムで通過、抜群の安定感を披露。成長著しい2位の堀川桃香選手(富士急)に1秒67の差をつけました。
高木選手は「まだまだ行けそうな感覚があったが、同時にこのレースに完全に合わせることができなかったとも言える」と振り返り、「つなげていくことが大切。(もっと)上にいけるという(自分自身に)期待をしながらチャレンジしていきたい」と“Team GOLD”でスタートした新たなシーズンを好感触で滑り出しました。
■女子1500m成績
1)高木美帆(TOKIOインカラミ) 1分54秒27
2)堀川桃香(富士急) 1分55秒94
3)佐藤綾乃(ANA) 1分57秒88
一方、北京五輪の代表3人が激突した男子500メートルは新濱立也選手(高崎健大)が国内大会での最高記録、34秒40をマークし復活。2位に高木美帆選手と同じチーム・ゴールドで活動する村上右磨選手(高堂建設)が入り、北京五輪銅メダルの森重航選手(オカモトグループ)は3位でした。
■男子500m成績
1)新濱立也(高崎健大) 34秒40 国内最高、大会新、リンク新
2)村上右磨(高堂建設) 34秒67
3)森重 航(オカモトグループ) 34秒79