【陸上】北海道千歳発パリ経由メダル行き…山西&池田ら競歩日本代表が練習を公開

練習を公開陸上競歩日本代表 提供:日本陸上競技連盟/共同通信イメージズ
陸上の世界選手権(8月19日開幕、ハンガリー・ブダペスト)に出場する競歩日本代表が8月1日、北海道千歳市で練習を公開、報道陣の取材に応じました。
前回の22年オレゴン大会でメダルを獲得した山西利和選手(愛知製鋼)、池田向希選手(旭化成)は次のように話しました。
3連覇がかかる山西選手:
「地道に泥臭く積み上げてきたことが形になればいいなと思う。自分自身にとっても新しい何かが見えたら、想定だとか、そういうものを超えていけるようなことがあるといいと思う」。
五輪(21年)、世界選手権(22年)の2大会連続銀メダルの池田選手:
「来年、パリ五輪があることで日本だけでなく世界の国々も今年は大事な1年、大事な大会にしていると思う。だからこそレベルの高いレースになると思う。気負わずに平常心を保って普段通りのレースをすればいいのではないかと思っている」。
2人はともに目指すのは「金メダル」と意気込みました。
ところでアメリカのデータ分析会社が開催1年前に予測したパリ五輪のメダリストに2人の名前が上がりました。北海道ニュースUHBがコメントを求めると―。
Q.陸上男子20キロ競歩の金メダルは山西選手との予測についてー
山西選手:
「ありがたいこと。積み上げてきたことの集積、結果がそういう予測になってると思う。それはひとつ自信に変えたい。(ただ)過去数年のデータの集積の結果(にすぎない)。これまでが良かったから来年も大丈夫というわけでは絶対ない。これからの1年でやることが来年の結果を決めることだと思う」。
Q.パリ五輪でメダルを獲得するとの予測があるー
池田選手:
「ありがたいことに」
Q.銀メダルという点については―
「“金じゃないんですね”。それが直前の予想では金になっているように頑張りたい」。
五輪や世界選手権でメダルを獲得してきた日本競歩陣が大会前に合宿地としてきたのが今回、練習を公開した北海道千歳市。今回の合宿を終えると選手たちは来年オリンピックが開かれるフランス・パリを経由してハンガリーに入る予定です。
メダル候補たちは北の大地を踏みしめて世界へと羽ばたきます。