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【スキージャンプ】“レジェンド”葛西紀明 W杯個人最多出場記録を579試合に更新「まだまだ52歳、頑張っているぞというのをどんどん届けていきたい」

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2月16日W杯個人最多出場記録を更新した葛西紀明選手

 2月16日、大倉山ジャンプ競技場(北海道札幌市)で行われたノルディックスキーのジャンプ男子W杯札幌大会個人第23戦。北海道下川町出身の葛西紀明選手(52=土屋ホーム)がW杯個人最多出場記録を通算579試合に更新しました。

 14日に行われた個人第22戦の予選では「大失敗だった」と52位で本戦へ出場することができなかった葛西選手。記録更新へ期待がかかる予選。108.0mの77.1ポイントをマークし、47位に入り、上位50人による本戦に今季初めて進出しました。

 そして、本戦1回目は105.0mの75.4ポイントで45位となった葛西選手。上位30位までによる2回目には進めませんでした。

 一方、日本勢は、5選手が2回目に進み、岩手県出身の小林陵侑選手(28=チームROY)が逆転で2戦連続の優勝を果たしました。

 ◆試合後 葛西紀明選手コメント
 Q.きょうのジャンプを振り返って
 「ダメでしたね。今日も!そんなにプレッシャーを感じてはいなかったですけど練習から変なジャンプをし始めていて、滑ってきてテイクオフする前ぐらいに何かこれ行けないな。不安の残るテイクオフをしていたので、それをずっと引きずっていましたね。今日の予選もそうでしたし、そして本戦1回目はそういう風にならないようにという安全なジャンプ。守りのジャンプをしてしまって距離を伸ばすことができませんでした。」

 Q.きょう予選を通過してW杯個人最多出場記録を更新した
「更新したことについてはすごくうれしいですね。このW杯メンバーに選ばれるのも厳しいレベルだったのですけど、そこを何とか通過してW杯に出場できて、そしてギネス(世界記録)っていうのが待っていたのでそれを更新できたのはうれしいですけど、もうちょっとしっかり飛んで成績出して喜びたかったですね。」

 Q.札幌のファンの応援をどう力に変えていきたい
「たくさんのお客さんとマスコミの方が来てくれていて、これが全国に発信されるとまた、たくさんの日本国民の方に元気を届けられたのかなと思うのでまだまだ52歳、もうすぐ53歳になりますけど、頑張っているぞというのを(伝えることで)元気になると思うのでどんどん届けていきたい。」




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