【コンサドーレ】岩政コンサ初陣へ“楽しみにしていただいて構いません” 9シーズンぶりJ2開幕戦 そのフットボールがついにベールを脱ぐ…J2リーグ開幕戦vs大分トリータ

北海道コンサドーレ札幌・岩政大樹監督
2月16日(日)に行われる明治安田J2リーグ第1節vs大分トリニータ(大分県・クラサスドーム大分)を控える北海道コンサドーレ札幌が、キャンプ地熊本県の大津町運動公園球技場で開幕前日練習に臨みました。この日はコート半面を使った11対11のゲーム、大分トリニータ対策のセットプレー練習が行われるなど、本番へ最終調整。終始、選手たちのプレーに称賛の声をあげ、笑顔の中に手応えをにじませながら見つめていた岩政大樹監督(43)。練習後、指揮官の口から出た言葉には充実感があふれていました。
-いよいよ開幕。心境は
「楽しみですね。選手の時より楽しみかもしれませんね。以前、違うチームで監督をしていた時より楽しみかもしれません。自分の中の一つ、成長と言えるかもしれません」
-キャンプを総括すると
「スタッフ、選手たちのおかげで非常に素晴らしいプレシーズンになった。非常に熾烈な競争が行われていますし、何より怪我人が少なく開幕を迎えられて、(試合登録メンバーの)20人を選ぶのも大変な状況です。これは本当にありがたい悩みだと思っています」
-いよいよベールを脱ぐ岩政コンサドーレのサッカーを言葉で表すと
「少なくとも昨年とは大きく違うサッカーです。ただ、大きな枠では同じということはわかってくださると思いますし、色々なサッカーを見られること自体が楽しいですよね。北海道コンサドーレ札幌が目指しているフットボールが継承されながら、新しいものに変わっていく変化も見られると思いますし、今後、できるだけ長く発展していくようなフットボールを見せたいと。そういう風なシーズンになるんじゃないですか」
-新主将としてここまでの高嶺朋樹選手は
「それはまだ語るタイミングじゃないです。彼がシーズンを追う中で、非常に苦しいシーズンになる。チームとしても、キャプテンとしても。経験を彼はするべき選手、するべきタイミングだと思います。乗り越えたときに、彼は素晴らしいキャプテンになっていく。彼が良い経験をしてほしいという願いだけですね」
-サポーターへ
「これから長いシーズンをともにします。きっと楽しいシーズンになると思いますので、楽しみにしていただいて構いませんし、色々な良い時、苦しい時があると思いますが、乗り越えられるチームづくりができたと思っているので、共に闘っていただきたい」