【スキージャンプ】大倉山でも“きょうだい優勝”岩佐明香&勇研が3月3戦全勝…宮様スキー・ラージヒル

大倉山でも“きょうだい”で優勝した岩佐勇研(左)と明香
宮様スキー国際競技会は3月5日、最終日を迎え札幌・大倉山ジャンプ競技場ではジャンプラージヒルが行われました。
女子はノーマルヒルを制した岩佐明香(いわさ・はるか)選手(大林組)が1回目に124メートルを飛びトップに立ち、2回目も120.5メートルにまとめ合計188.9点で逃げ切りました。宮様スキーのジャンプ2冠を達成した岩佐選手は国内大会5連勝を飾りました。
2位は2回目に、この日女子最長の125メートルを飛んだ小林諭果選手、3位は高校生の一戸くる実選手(ともにCHINTAIスキークラブ)が入りました。
男子成年組は1回目に134.5メートルを飛んだ岩佐勇研選手(東京美装グループ)が2回目も130メートルに迫る129.0メートル。合計242.0点で姉の明香選手とともに宮様スキーのジャンプ2冠となりました。
岩佐きょうだいは3月に入り揃って3戦全勝。試合後には“恒例”となった2人での記念撮影を行いました。
男子成年組の2位は先月の雪印メグミルク杯を制した小林朔太郎選手(慶応義塾大学)、3位は内藤智文選手(米沢スキージャンプクラブ)。葛西紀明選手(土屋ホーム)は8位でした。
少年組は世界ジュニア代表の坂野旭飛選手(下川商業高校)がノーマルヒル3位の雪辱を果たしました。
《宮様スキー・ジャンプラージヒル結果》
■男子成年組
優勝 岩佐 勇研 (東京美装G) 242.0点(134.5m/129.0m)
2位 小林 朔太郎 (慶応大) 238.3点(130.5m/136.5m)
3位 内藤 智文 (米沢スキージャンプクラブ) 230.6点(132.0m/129.5m)
■男子少年組
優勝 坂野 旭飛 (下川商業高) 189.2点(117.0m/126.5m)
2位 西田 蓮太郎 (下川商業高) 180.2点(118.0m/121.0m)
3位 中村 正幹 (東海大札幌高) 143.0点(106.5m/115.0m)
■女子
優勝 岩佐 明香 (大林組) 188.9点(124.0m/120.5m)
2位 小林 諭果 (CHINTAIスキークラブ) 186.4点(119.0m/125.0m)
3位 一戸 くる実 (CHINTAIスキークラブ) 167.4点(116.5m/119.0m)