【コンサドーレ】岩政監督体制で初めての実戦 中島大嘉がハットトリック“ポケット”を意識し戦術の落とし込み
サッカーJ2の北海道コンサドーレ札幌は1月15日、沖縄県金武町で行われているキャンプで沖縄県リーグ1部FCセリオーレと練習試合(30分×3)を行い、岩政大樹監督(42)にとってこれが初実戦初指揮となりました。3本目では名古屋グランパス、藤枝MYFC、水戸ホーリーホックにレンタル移籍し、2季ぶりにコンサドーレに復帰した中島大嘉選手(22)がハットトリックを決めました。
岩政新監督が戦術面で重視しているのが、ペナルティエリア内ゴール脇辺りの“ポケット”というエリア。30分×3本の変則的な練習試合ではその“ポケット”を意識した攻撃を魅せました。2本目、ワンタッチパスをつなぎ青木亮太選手(28)がゴールを決めると…青木選手はさらにアマドゥ バカヨコ選手(29)へアシスト。実戦での戦術の落とし込みが既に始まっています。
◆青木亮太選手のコメント
「連係はみんなで意識して動いていた、その中でゴールも入ったと思う。2本目、ポケットを取っていけるシーンはあったと思うので、そういう意識は良かったと思います」
また2季ぶりにコンサドーレに復帰した中島大嘉選手。トレードマークだった短く刈り込んだ髪から髪が伸び金髪姿に…。この日も得意のヘッドで2点、さらにマイナスの角度からとゴールへと流し込みハットトリック。頼もしい22歳がコンサドーレに帰ってきてくれました。