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【スキージャンプ】2大会連続今季3度目“きょうだいV”岩佐明香&勇研…宮様スキーノーマルヒル

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2大会連続の“きょうだい優勝”岩佐勇研選手(左)と岩佐明香選手

 札幌で開幕した宮様スキー国際競技会は3月3日、宮の森ジャンプ競技場(K=90、HS=100)でジャンプノーマルヒルが行われました。

 女子は岩佐明香(いわさ・はるか)選手(大林組)が合計224.4点(89.0m/94.5m)で今季国内大会4連勝。

 男子成年は岩佐勇研(いわさ・ゆうけん)選手(東京美装グループ)が225.4点(90.5m/95.5m)で2大会連続V。女子を制した姉、明香選手と今季3度目の“きょうだい優勝”を飾りました。

 葛西紀明選手(土屋ホーム)は24位でした。

 少年組は中村正幹(なかむら・まさき)選手(東海大札幌高)が坂野旭飛選手(下川商業高)らを抑え初優勝しました。

 ■負けられない“空気”に…弟・勇研は

 1回目、僅差の1位で折り返した岩佐勇研選手。2回目に向かう前に姉、明香選手が国内4連勝した姿をしっかりと見ていました。

 3月1日の札幌五輪記念に続く“きょうだい優勝”の流れは当然、意識にあり「ここで僕が負けてしまったら空気的にちょっとね」と失敗できない雰囲気で飛ぶことを自らに課しました。

 それだけに最長不倒の95.5mを飛び優勝を決めると派手なガッツポーズと“雄叫び”が飛び出します。

 風向きが目まぐるしく変わる難しいコンディションの中、海外遠征帰国組も加わり僅差の中で勝ち取った勝利に「プレッシャーのかかる中で強い気持ちで臨み良いジャンプができた」。

 さらに加わった“きょうだ優勝”へのプレッシャーも「明香(はるか)は連勝を重ねているので負けないように僕もジャンプを磨いて連勝できる選手になっていきたい」と励みに代えています。

 《宮様スキー・ジャンプノーマルヒル結果》

 ■男子(成年)

 優勝 岩佐 勇研 (東京美装G) 225.4点(90.5m/95.5m)
 2位 佐藤 慧一 (雪印メグミルク) 213.1点(89.0m/91.0m)
 3位 竹内 択 (team taku) 211.5点(87.5m/89.5m)

 ■男子少年組

 優勝 中村 正幹 (東海大札幌高) 174.6点(91.0m/70.5m)
 2位 成田 絆 (秋田花輪高) 169.6点(82.0m/80.5m)
 3位 坂野 旭飛 (下川商業高) 168.6点(75.0m/79.0m)

 ■女子

 優勝 岩佐 明香 (大林組) 224.4点(89.0m/94.5m)
 2位 小林 諭果 (CHINTAIスキークラブ) 205.7点(86.0m/93.0m)
 3位 一戸 くる実 (CHINTAIスキークラブ) 205.5点(85.5m/92.5m)




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