【カーリング】ロコから藤澤&吉田姉妹参戦「一番楽しむチームでありたい」…混合ダブルス日本選手権開幕

前回決勝を戦った2チームが会見に臨んだ。松村雄太、吉田夕梨花、松村千秋、谷田康真(左から)
男女ペアで対戦するカーリングの混合(ミックス)ダブルス日本選手権が2月21日、北海道稚内市みどりスポーツパークで開幕しました。
試合開始を前に前回大会の優勝、準優勝チームが会見に臨みロコ・ソラーレでも活躍する吉田夕梨花選手は「1つでも多く楽しい試合、良いパフォーマンスができたらなと思う」と抱負を語りました。
コロナ禍で前年の大会は中止、無観客ながら2年ぶりの開催となった混合ダブルスの日本選手権には2月5日に決勝が行われた四人制の日本選手権で優勝し、女子世界選手権代表に決まったロコ・ソラーレからスキップの藤澤五月選手やサードの吉田知那美選手、それにリードの吉田夕梨花選手の3選手がそれぞれ別のチームに分かれて出場します。
このうち松村雄太選手とのコンビで2年前の前回大会で優勝した吉田夕梨花選手は四人制との2種目制覇について問われ、次のように答えました。
「二種目制覇は考えていない。四人制は四人制、ミックスダブルスはミックスダブルスとすみ分けている。結果と言うよりは日に日にうまくなるチームでありたい。氷の上は一番楽しむチームでありたい。それがただただ、このミックスダブルスの目標」。
Q.“ロコ・ソラーレ”でのチームメイトと対戦することについてはー
「(意識することは)特になくて、ここに来る前もさっちゃん(藤澤五月選手)とか夕湖さんも、ずっと試合してもらっていた」。
■松村雄太選手(前回優勝・吉田松村組)
「いろんなチームがいろんな思いでこの大会に来てると思う。その中でも自分たちが一番楽しんで良いパフォーマンスができるように、二人で、コーチも含めてしっかりと話をしながら大会を進められたらいいなと思っている」。
■谷田康真選手(前回準優勝・松村谷田組、22世界選手権代表)
「昨季、日本選手権は中止になったが、僕たちは世界選手権で戦うことができた。そこの反省点から今季はスタートした。僕たちは前回悔しい思いをしたので、もう1度、世界選手権でさらにその上に行けるようにという最大テーマを持って1年準備してきた。(日本選手権は)前回準優勝ということだったので今大会はその上に行けるよう頑張る」。
■松村千秋選手(前回準優勝・松村谷田組、22世界選手権代表)
「今季通してチームでやってきたことを全てこの大会で出し切れるように、チーム全体で一丸となって戦っていきたい」。
大会は無観客。最終日の2月26日に今年の日本一が決まります。