【ファイターズ】“母の日に打つことができてよかった”吉田賢吾が先頭打者HRでファンのママたちに先制点をプレゼント ホームで決めたパ・リーグ最速“今季20勝目”

先頭打者HRを放つ吉田賢吾選手
エスコンフィールドHOKKAIDOで行われた東北楽天ゴールデンイーグルスとのカード最終戦。初回、打席直前に言われた新庄監督からの「初球いっちゃっていいよ!」がまさに大当たり。先頭打者の吉田賢吾選手(24)がフルスイングでいきなり初球をレフトスタンドに運びました。“母の日に打つことができてよかった”と、試合開始早々にチームを応援してくれている“母たち”に先制点をプレゼント。

2回の打席に立つ石井一成選手
2回には、“お母さんの好きな手料理は実家のお米(石井米)を使ったカレーライス”という石井一成選手(30)がライトスタンド中段に飛び込む2ランHRを放ち追加点。
ちなみに、今年は母の日の贈り物として、お母さまにはバウムクーヘンとコーヒーのセットをプレゼントしたそう。
※HR後の石井選手コメント:お母さん、いつもありがとう。

今季2勝目をプロ初完投初完封で飾った古林睿煬投手
投げては2勝目を狙う先発の古林睿煬投手(24)が初回から5イニング連続三者凡退と相手打線を翻弄。大きなピンチすら背負うことなく、98球でプロ初完投、初完封勝利、さらにはそれが「マダックス※1」と、昨季の台湾リーグで年間MVPを獲得した愛称「火球男」が本拠地のファンの前で本領を発揮しました。
※1:先発投手が100投球未満で9イニング以上を投げきり、相手チームを完封すること
引き分けを挟んで4連勝、良い流れで単独首位に浮上した新庄ファイターズ。13日(火)からは2位オリックス・バファローズとの首位攻防3連戦に臨みます。