【スキージャンプ】勢藤優花2戦連続日本人トップ9位…3年ぶり札幌開催のワールドカップ

スキージャンプの勢藤優花選手
スキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子札幌大会が1月7日と8日に大倉山ジャンプ競技場で3年ぶりに開催され、上川町出身の勢藤優花選手(25)が2日連続で日本人トップの9位に入りました。
勢藤選手は22年2月の北京オリンピック出場後に所属先の北海道ハイテクACを退職。一度は現役引退を考えたが、新たな所属先となるヤマチューンで再出発することを決意しました。
7日の個人第10戦で今シーズン最高の9位に入った勢藤選手は8日の1回目、K点越えの126メートルで5位につけます。
「表彰台を目指そう」と臨んだ2回目を119メートル50でなんとか踏ん張り、2戦連続で日本勢最高の9位に入りました。
この結果に勢藤選手は「成績は成績ですごく嬉しいが、(ずっと課題としている)スタートがよければ飛べるという自信をもって、今試合に臨めているので次の蔵王のW杯もスタートを重視して強い気持ちをもって試合に臨みたいなと思う」と地元北海道でつかんだ手応えを口にしました。
ワールドカップの次戦は1月13日から山形県のアリオンテック蔵王シャンツェで行われる蔵王大会です。