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【カーリング】新生“リラ”北海道銀行が女子2連覇…北海道選手権

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写真:(C)北海道カーリング協会

 カーリングの北海道選手権(兼アルバータ杯、北海道北見市)は12月11日、男女の準決勝と決勝を行い女子は北海道銀行がLS北見との接戦を制し2連覇を達成しました。

 優勝の北海道銀行は北海道ブロック枠で日本選手権(来年1月開幕)の出場権を獲得。準優勝のLS北見はワイルドカードによる日本選手権出場チーム決定戦に進出します。

 北海道銀行スキップの田畑百葉選手は日本選手権では優勝を目標に「北海道チャンピオンとして恥じないプレーをしたい」と意気込みました。

 ■スコア
 女子決勝 12月11日
 北海道銀 10001 0202× | 6
 LS北見 00100 1020× | 4
 会場:アドヴィックス常呂カーリングホール

 ■メンバー
 北海道銀行:田畑百葉、仁平美来、中島未琴、伊藤彩未
 LS北見:佐々木穂香、本橋麻里、林未来、斉藤茉由美、松澤弥子

 ■試合展開

 ロコ・ソラーレの本橋麻里代表理事がプレーヤーとして再び日本選手権への道を切りひらくのか。去年12月に発足した“新しい”北海道銀行の若きスキップ、20歳の田畑百葉選手を中心に無敗で連覇を達成するのか。カーリング女子、北海道チャンピオンをかけた戦いは北海道銀行がハンマー(後攻)を持ってスタート。

 ロコ・ソラーレの姉妹チーム、本橋麻里“選手”がサードをつとめるロコ・ステラはLS北見として大会に出場。1次リーグ4位から負けが許されないプレーオフに入って十勝JCC、札幌協会と撃破、1次リーグも含め今大会無敗で決勝に進んだ北海道銀行を相手に崖っぷちからの下剋上を狙います。

 ▼第3エンド

 LS北見は複数点が欲しい後攻で迎えた第3エンド。スキップ佐々木穂香選手が1投目でここまで使っていなかったラインながらドローをハウス中心に運びます。

 対する北海道銀行の田畑百葉選手はハウス手前のストーンをヒット、角度をつけて飛ばし中央付近のLS北見のストーを弾き出します。

 【実況】「おお、きました」
 【解説・青木豪選手】「ナイスショットです」

 このままでは3失点の形にされたLS北見でしたが佐々木選手はもう一度、難しいドローショットを決めてみせます。複数点は奪えませんでしたが大量失点は防ぎます。

 ▼第8エンド

 互いに点を取らせないロースコアの戦いは第7エンドに北海道銀行が2得点、終盤にきて両チーム通じて初めて複数点を上げます。するとLS北見にスイッチが入ります。サード本橋選手が気迫の1投目。ストーンはハウスの中心に向かいます。

 【実況】「ちょうどピン(中央)のところに入って来ました」

 1投目をナンバーワンにねじ込んだ本橋選手はさらにナイスショットを重ねます。

 本橋選手の投じたストーンが最後まで残り、このエンドLS北見はすぐさま2点を取り返し、同点に追いつきました。

 ▼第9エンド

 ライラックの花“リラ”にちなみリラーズとして新チームが発足してから1年、北海道銀行には運も味方したのかもしれません。

 4対4の同点。奇数エンド後攻の北海道銀行は得点するなら複数点。点をとらないブランクにして最終エンドを有利な後攻で戦う方法もあります。戦況を確認しながら張り詰めた展開となります。北海道銀行の複数得点の形になりつつあるなかLS北見の本橋選手が2投目に手前のストーンに当ててハウス内に押し込み強いナンバー2をつくります。

 1点だけとらされるのは避けたい北海道銀行。田畑選手の1投目はソフトウエイトでのランバック。手前にある自分たちの石を軽く弾いて、その石で相手ストーンを押し出しつつハウスの中心に近づける策を選択したように伺えました。

 ところが弾いた自分たちの赤いストーンは相手ストーンには当たらず中心に最も近かった自分たちの石だけをタップします。意図したものだったのかは定かではありませんが結果的には2つの赤はナンバーワン、ナンバーツーに。この2つを取り除く道筋を塞ぐ場所にも赤いストーンが止まります。

 ▼2点差最終エンドはどちらが有利か…

 第9エンドで2点のリードを奪った北海道銀行は最終エンドは不利な先攻。後攻のLS北見が3点以上なら逆転勝利、2点取れれば同点に追いつき延長。同点延長なら勝利に必要な得点は双方1点。不利な先攻にも勝利の可能性が高まります。

 現に1次リーグ同じ顔合わせの初戦では同点最終エンド先攻の北海道銀行がスチールし勝利しています。

 第10エンド後攻のLS北見は追いつける、あるいは逆転勝利の形を作っていきます。LS北見の黄のストーンがハウス内に2つ。北海道銀行はシンキングタイムもほとんど使いきり、持ち時間が残り少なくなる中で田畑選手の投じた2投目はLS北見のストーンを一掃。反撃の芽を摘み勝負を決めました。

 優勝した北海道銀行の田畑選手はー

 「まずはホッとしている。やっと実感がちょっとずつ湧いてきて優勝したのだなという気持ち。本当にきょうはチームメートに助けられっぱなしだった。本当に4人で勝ち取った優勝だったと思う」。

 1次リーグ4位から巻き返したLS北見の佐々木穂香選手はー

 「今年は日本選手権に出ることを目標にチーム一丸となってやってきた。日本選手権出場はまだ決まってはいないが、そこに挑戦するところまで(ワイルドカード出場チーム決定戦の)切符が獲得できたのはうれしい。あとはワイルドカードでしっかり勝って日本選手権に必ず出場して日本選手権でもたくさん勝てるように頑張りたい」。




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