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【高校野球】北照、夏の雪辱果たし北海を破る――秋季北海道大会ベスト8進出

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 10月15日(水)、第78回秋季北海道高等学校野球大会の2回戦3試合が大和ハウスプレミストドームで開催されました。その第2試合では、北照高校と今夏の南北海道大会を制した北海高校が対戦。北照が夏の敗戦のリベンジを果たし、ベスト8進出を決めました。

 夏の南北海道大会で北海に敗れた北照にとって、この秋季大会での再戦は特別な試合となりました。北照高校の上林弘樹監督は「なかなか北海道大会で北海さんと当たることはない。夏負けてすぐリベンジする挑戦権を得たので、生徒はちょっと嫌って顔をしたんですけど、僕は嬉しいというか、ポジティブに考えた方がいいと話をしました」。選手たちの間に不安が見られたことについても、「本当に力が無く、自信なさそうだったので『俺はいけると思う』って話をしたら、やってくれたので、本当によかったと思います。生徒頑張ったと思います」と、選手への信頼を強調しました。

 試合は2回表、北照が先に動きました。4番・長谷川世和、5番畠山柊太らのヒットを含む3本のヒットとスクイズを絡め、3点を先制しました。
その後、膠着状態が続きましたが、8回表に北照が追加点を挙げました。ヒット2本で一死一、二塁のチャンスに畠山がセンターへ走者一掃のタイムリー3ベースを放ち、スコアを5-0と広げました。

 北照のマウンドには島田爽介が上がりました。自己最速となる139キロのストレートと5種類の変化球を駆使し、8回まで北海打線をヒット2本に抑える好投を見せました。島田は試合後、「自信はあった。緊張はしなかった」と語りました。

 最終回、北海は粘りを見せました。一死満塁のチャンスから2本のタイムリーで2点を返し、さらにレフトフライからのタッチアップで1点を追加し、2点差まで追い上げました。しかし、島田が最後の打者を打ち取り、北照高校が5-3で勝利。今夏敗れた北海高校へのリベンジを果たし、秋季大会のベスト8に駒を進めました。




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