【バレーボール】優勝の東海大札幌&旭川実業はじめ代表4校決まる…春高バレー北海道代表決定戦
来年1月の全国大会を目指し熱戦を繰り広げた全日本バレーボール高校選手権大会(春の高校バレー)北海道代表決定戦(11月16日~19日、札幌・北海きたえーる)。
札幌山の手と旭川実業が対戦した11月19日の女子決勝は互いに譲らぬ息詰まる戦いとなりました。
本田花那選手、天野恋選手のWエースを擁し夏の全北海道を制した札幌山の手。世代別日本代表キャプテン、2年生エースの笠井季璃選手を中心に名門復活にかける旭川実業。
フルセットにもつれ込んだ第3セット、7対7の同点の場面で笠井選手(旭川実業2年)のバックアタックが炸裂します。
前年、1年エースとして期待されながら自身のミスで優勝を逃した笠井選手。1年前の悪夢を振り払う成長した姿を示します。笠井選手は徹底マークのブロックを打ち抜き決勝では23得点。
旭川実業が9年ぶり20回目の優勝をつかみました。
「最高にうれしい」と笠井選手。
全国大会に向けてはー
「自分らしいプレーができるように全国大会まで残りの期間はわずかだが決め切れる絶対的エースになっていく」。
一方、男子は東海大札幌が全国ベスト16の立役者、山田祐輝キャプテンと2年生の二川颯斗選手。ふたりのエースを軸に盤石の戦いで2年連続37回目の優勝を果たしました。
二川選手はー
「(北海道大会では)まだまだ甘い部分があった。(全国大会に向けては)チームを勝たせる4番になれるようあと1か月、努力していきたい」。
山田キャプテンはー
「まずは先輩を超えるように、もちろん全国優勝を狙って頑張りたい」。
北海道代表決定戦の決勝に進んだ男女4校が出場する全国大会は来年1月4日に開幕します。
《北海道代表》
男子・東海大札幌、とわの森三愛
女子・旭川実業、札幌山の手